ついに『BURRN!』の表紙を日本人が! 偉業を達成したのはLOUDNESS高崎晃!!

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[2015/10/30 12:12]

 熱心なメタルファンも唸らす記事作りで定評があるへヴィメタル専門誌『BURRN!』。同雑誌が歩んできた31年の歴史の中で、日本人アーティストが表紙を飾ることはこれまでなかった。しかし、12月4日に発売される2016年1月号で、ヘヴィメタルバンドLOUDNESSの高崎晃が日本人として初めて表紙を飾ることがわかった。

『BURRN!』創刊号(1984年9月発売)
『BURRN!』最新号(2015年10月発売)

 高崎晃は世界的な評価も得るLOUDNESSのギタリスト。今回の表紙決定について『BURRN!』の編集長・広瀬和生氏は、「初の“日本人の表紙”は高崎晃というアイディアは、実はずっと温めていた。世界で最も知られている日本のヘヴィメタルバンドがLOUDNESSであることは紛れもない事実であり、高崎晃は日本が世界に誇るギターヒーローだ。実績も実力も知名度も、彼がBURRN!の表紙に相応しいミュージシャンであることは言うまでもない」とコメントしている。

高崎晃自伝『雷神〜Rising 高崎晃 自伝』

 LOUDNESSは11月25日に世界進出のきっかけとなった『THUNDER IN THE EAST』(1985年)の発売30周年を記念したアルバム『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』のリリースを予定しており、現在はアメリカツアー中。広瀬氏は「30周年でアメリカでもツアーを行なった“今”がまさに“絶好のタイミング”だと判断した。僕自身とてもエキサイトしている」と続けた。

 『BURRN!』2016年1月号では『THUNDER IN THE EAST』リリース30周年を記念した大特集として、当時のシーンを国内外にわたり熟知する増田勇一氏による、LOUDNESSメンバー(高崎晃、二井原実、山下昌良)個別独占インタビューが予定されている。また、11月27日には『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』の発売を記念したイベントが渋谷TSUTAYA O-EASTにて行われる。同イベントでは、増田氏が司会を担当し、高崎、二井原、山下のメンバーを迎え、作品に収録された秘蔵映像、収録されなかった未公開映像、終了したばかりのアメリカツアー時の映像などが公開される予定だ。

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[耳マン編集部]