サカナクション山口一郎、『情熱大陸』で右耳が聴こえないことを明かす
[2015/11/2 00:00]
ロックバンド、サカナクションの山口一郎(ボーカル、ギター)が難聴であることを明かした。

山口は11月1日放送のドキュメンタリー番組『情熱大陸』に出演。番組では2015年9月に開催されたパリコレクションにサウンドディレクターとして初参加した山口に密着し、「バイノーラル音源(特別なマイクで録音することで、360度の音波と距離感を表現し、臨場感が得られる音源)」を駆使してステージを作り上げた彼の音作りに迫った。
そんな番組のなかで山口は、右耳がほぼ低音しか聴こえないことを告白した。2010年に突発性難聴を患ったが、ツアーのなか治療に専念できずに症状が悪化してしまったという。あまり公表していないことだといい、番組放送中のネット上も騒然となった。
突発性難聴に悩まされるミュージシャンは多く、スガシカオ、宮本浩次(エレファントカシマシ)、京(DIR EN GREY)などもこの疾患を公表している。