『絶望先生』など多数アニソンも 声優や歌手の松来未祐が死去
[2015/11/2 16:28]
声優の松来未祐が10月27日に永眠したことが、11月2日に所属事務所から発表された。38歳だった。
松来は2015年7月に「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることがわかりました」とブログで発表し、治療に専念するために仕事を休業していた。
9月14日には38歳の誕生日を迎えたことをブログで報告し、「ずーっとずーっと、みんなが支えてくれたから、今日を迎えることができました」「たくさんのお友達、スタッフさん、いつもありがとうございます。ずっと待っててくださっている応援してくださる皆様、本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを綴っていた。
松来はアニメ『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役や『ふたりはプリキュア Splash Star』のチョッピ役、『這いよれ!ニャル子さん』シリーズのクー子役など、多数の作品で人気を博していた。『さよなら絶望先生』では藤吉晴美役を務め、続編の『俗・さよなら絶望先生』ではエンディングテーマ『マリオネット』をミュージシャンのROLLYとともに、ROLLYと絶望少女達名義で担当。ほか、アニメソングやキャラクターソングも多数歌唱していた。また、松来未祐名義でも2013年にソロアルバム『White Sincerely』を発売するなど、歌手としても活躍していた。