ニューオリンズ音楽を代表する偉人アラン・トゥーサンが死去……直前までステージに立つミュージシャン魂

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[2015/11/11 12:20]

 ニューオリンズの音楽を代表するミュージシャン、プロデューサーのアラン・トゥーサンが、ツアー先のスペインで死去したと報じられている。享年77歳。

 アランは『サザン・ナイツ』などの名曲を残す一方で、リー・ドーシー、ミーターズ、ザ・バンド、エルヴィス・コステロら多くのミュージシャンとの仕事でも知られており、クリスティーナ・アギレラ&ピンク&リル・キム&マイアにカバーされた『レディ・マーマレイド』(ラベル/1974年)は彼の代表的なプロデュース作品。アランのことは知らずとも同曲を耳にしたことがある人はきっと多いはずだ。

 国内では、2006年に中島美嘉がハリケーン“カトリーナ”の被害を受けたニューオリンズに向けて製作したチャリティーソング『ALL HANDS TOGETHER』でアランをフィーチャー。アランとエルヴィス・コステロが来日した際には共演も果たしている。

 アランは死去する直前(前日)までスペインでライブを行っていたようで、そのライブ映像がネット上でも拡散され、「最後の最後までミュージシャンだった」といった称賛のコメントが多数投稿されている。ニューオリンズ音楽を愛するミュージシャンの高田漣は「初めて意識したのは中学生の時にザ・バンドのアレンジャーとしてでした。その後掘り下げるようにニューオリンズの沼に浸かりました。言葉では表せないほど、本当に悲しいですが心よりご冥福をお祈り致します」と追悼のコメントをTwitterに残している。

[耳マン編集部]