叶美香や歌い手un:cも入院したアナフィラキシーショックとは……?

ネットで話題

[2015/12/3 16:58]

 叶姉妹の妹、叶美香が入院していることが11月2日に報じられた。叶姉妹のブログには「美香さんは急性アナフィラキシーのショック症状で一時的に呼吸困難になってしまいました。検査によりますと咳止めの中に入っている成分が美香さんの急性アナフィラキシーによるショック症状をおこしたらしいです」と綴られた。

叶姉妹オフィシャルブログ

 アナフィラキシーショックとは、特定の起因物質が原因で起こる全身性のアレルギー反応のことで、アレルゲン(アレルギーの原因となる抗原物質)を食べたり、飲んだり、吸い込んだりすることで発症するようだ。皮膚や粘膜、呼吸器や消化器など複数の臓器に現れるようで、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命に関わることも。

 最近では、ニコニコ動画などで活躍する歌い手のun:cが症状を起こしたことをブログで報告。7月25日付けの「“アナフィラキシーショック”になりました」と題された投稿で、その症状について事細かに説明している。

un:cオフィシャルブログ

 un:cはどうやら多忙な時期に風邪をひき、病院で少し強めの薬を処方してもらったところ、その薬を飲んだあとからアナフィラキシーショックの症状が出たようだ。身体が熱くなったことから始まり、“大きな虫刺されのような腫れ”ができ、両頬がむくむくと腫れ上がり、目が充血し涙が止まらず、目のまわりや頭皮・耳の中がかゆくなり、時間が経つにつれて声も出なくなってきたという。un:cは急いで病院へかかり、そこで初めてアナフィラキシーショックの症状だということを知ったそうだ。

 アナフィラキシーショック症状が起こったときの対処として「こういった場合の処置としては、“落ち着いて、迅速に対応する”が基本で、ちょっとでもおかしいと思ったら、必ず病院へ行く。場合にもよるとは思いますが、アナフィラキシーショックから救命できるかどうかは、30分以内にアドレナリンの投与ができるかどうかだと言われているそうです」「“やばいかも”と感じたら迷わず、我慢せずすぐに病院へ!!」と綴り、また「今回の内容はあくまで“僕自身の体験談”ですので、必ずしも文面のような症状が皆様に当てはまるという事はないかもしれません。(個人差があるはずですので) ですが、何かあったらすぐに対処されることをお勧めします」と注意を促している。

 今回の件でアナフィラキシーショックが気になった人は、この壮絶な体験記に目を通してみると良いだろう。

[耳マン編集部]