8曲でひとつの物語を描いちゃったスケールデカすぎなMV

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[2015/12/22 16:03]

 今年、デビュー10周年を迎えたクリス・ブラウンの集大成ともいえるニューアルバム『ロイヤルティ』収録曲のミュージックビデオに注目が集まっている。

クリス・ブラウン

『ロイヤルティ』ジャケット

 現在、同アルバムに収録される『ゼロ』『リカー』『ファイン・バイ・ミー』『バック・トゥ・スリープ』『リスト』『エニウェイ』『ピクチャー・ミー・ローリン』『リトル・モア(ロイヤルティ)』の合計8本のミュージックビデオが公開されているが、そのすべてがひとつのストーリーとしてつながっているという、驚くべき内容に仕上がっているのである。

 最初に公開された『リカー』ではお酒や女性とのトラブルを、『ゼロ』ではその後失恋してすべてを失った状況を描き、『ファイン・バイ・ミー』では舞い込んだトラブルをダンスバトルで表現している。続いて『バック・トゥ・スリープ』ではひとりの女性との情事などを描き、『リスト』『エニウェイ』や『ピクチャー・ミー・ローリン』では彼の自由奔放であり、破天荒なキャラクターが独自の世界観で表現されている。実娘ロイヤルティが出演している最後の『リトル・モア(ロイヤルティ)』では、最愛の娘に出会い本物の愛を知る模様が描かれ、心温まる内容で締めくくられる。8本のMVを通して1本の映画を観たような満足感にひたれる“ひとつの”作品なのである。

 『ロイヤルティ』の日本盤は12月23日に発売となる。MVとあわせてぜひチェックしてほしい。

耳マン編集部