デヴィッド・ボウイ死去……多くのミュージシャンが追悼コメント寄せる「絵に描いたようなロックスター」

ニュース

[2016/1/11 20:16]

 デヴィッド・ボウイが1月10日にガンのため亡くなったことが、1月11日にオフィシャルFacebookやTwitterにて発表された。彼は1月8日に69歳の誕生日を迎え、同日にアルバム『ブラックスター』を発売したばかりだった。この報道を受けて多くのミュージシャンがSNSなどで追悼のコメントを寄せている。

デヴィッド・ボウイ

デヴィッド・ボウイ オフィシャル Twitter

 電気グルーヴの石野卓球は「まさに昨日“LOW” 聴いてた。ただただショック」とコメントし、高橋幸宏は「これはすぐに信じるわけにはいかない」と、あまりにも突然の訃報にショックを隠せない様子を見せた。

 東京スカパラダイスオーケストラのドラマー茂木欣一は「絵に描いたようなロック・スター。夢見る気持ちをたくさんくれて本当にありがとう」とコメントし、高田漣は「デヴィッド・ボウイはきっと火星にでも遊びに行ったのだと思う。そうに違いない…」と、ボウイのアルバム『ハンキー・ドリー』の収録曲『火星の生活』にちなんで追悼の意を表した。

 ボウイは1970年代に流行した“グラムロック” の代表的な存在であり、そのきらびやかな音楽性とともにファッションも注目され人気を博していた。また、俳優としても活動し数々の映画作品に出演。大島渚監督の映画『戦場のメリークリスマス』(1983年)にも出演するなど、幅広い分野でも活躍しており、ミュージシャンのみならずさまざまな人々に影響を与える存在だった。

 また、2017年春には、2013年にイギリスで開催されたボウイの大回顧展『David Bowie is』が日本で開催されることも発表されていた。亡くなる直前までロックスターとして自身のスタイルを貫き、作品を遺したボウイ。心からご冥福をお祈りしたい。

デヴィッド・ボウイ『ブラックスター』

[耳マン編集部]