ゲス川谷絵音とナイル・ロジャースが一緒に載ってる今日発売のギタマガがすごい
本日1月13日にニューアルバム『両成敗』をリリースしたばかりのバンド、ゲスの極み乙女のフロント・マン川谷絵音が、同日発売の『ギター・マガジン2016年2月号』の表紙を初めて飾る。
『ギター・マガジン』は“ギタマガ”の愛称で知られるギター専門誌。最新号の表紙では川谷が「MV撮影のために購入した」という貴重なギター“American Showster AS-57”を携え、抜群の存在感を放っている。そんな彼の特集では、新作に対する思いがたっぷりと語られており、「今回のアルバムは、聴いてもらえたらゲスの音楽的な深さがわかってもらえるかなって思うし、そういう意味で初めてちゃんと自信を持って出せるアルバムになったと思います」と同作をアピールしている。
また、専門誌だけあって彼の使用ギター、アンプ、エフェクターも細部にわたってマニアック紹介されており、前述の“American Showster AS-57”については「MV撮影で使うギターを探してデジマート(※楽器専門の検索サイト)を見たら発見して、思わずポチッと(笑)」と購入時のエピソードも紹介。そのほかの機材チョイスからもセンスの良さがうかがえて楽しい。また『両成敗』収録曲のギター譜(曲の一部)も掲載されているので、こちらもファンは嬉しいだろう。最近はスキャンダルを語られることが多い川谷だが、彼のミュージシャンとしての本質を存分に堪能できる充実の内容となっている。
また、同号にはギタリストであり、世界的なプロデューサーであるナイル・ロジャースの特集も掲載される。ナイルと言えば、先日他界したデヴィッド・ボウイのプロデュースを務めたことも有名だ。そんな彼のインタビュー、機材紹介、奏法解析など、こちらもたまらない内容となっており、さらに同誌のウェブサイト『ギター・マガジンWEB』でも特別動画を公開するというオマケ付き! 動画ではダフト・パンク『ゲット・ラッキー』、デヴィッド・ボウイ『レッツ・ダンス』などナイルが関わった楽曲や、彼のコードアプローチの際のポイントなどについて実践しながら解説。ギタリストは絶対に観ておきたい内容だ。
“ギター”というテーマでさまざまなジャンルのトップアーティストが集合する『ギター・マガジン』。ギターに少しでも興味がある人はぜひ手に取ってみてはいかがだろう。これを機にどっぷりとその世界にハマってしまうかも。