日経コラムのデヴィッド・ボウイの説明が斜め目線で話題

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[2016/1/15 12:33]

  ニューアルバム『★』(ブラックスター)をリリース後、69歳でこの世を去ったデヴィッド・ボウイ。“アルバムタイトルはガンに関する医学用語なのでは?”や、彼と長きにわたってタッグを組んだプロデューサーのトニー・ヴィスコンティと次のアルバムについて相談していたなど、死してなお世間を騒がせるその注目っぷりがすごい。

デヴィッド・ボウイ

 さまざまな媒体がボウイの死、そしてその類稀なる才能について、またこれまでの活動歴について紹介する中、とある新聞のコラムに注目が集まっている。

 そのコラムとは1月13日付の日本経済新聞に掲載された『春秋』である。「人生で最も後悔したのは、何か」という書き出しでボウイの人となりについて紹介しているものの、「ウルトラマンをまねたような扮装で歌い踊る。子供騙しと言えばそれまでだが、怪獣特撮ものやコスプレなどの日本のサブカルチャーを世界に広める大使的役割を担ってくれたことは忘れてはならない」という一文にファン一同騒然となったのである。

 「日経社説のボウイ描写に唖然」や「これはひどい!」、「だれだか知らないけど恥ずかしい……」といったコメントがTwitter上を賑わせている。

デヴィッド・ボウイ『ブラックスター』

 デヴィッド・ボウイがなんたるかを知らないのかもしれない方の記事とはいえ「ウルトラマンを真似た」という表現はいささか残念だ。春に行われる予定のデヴィッド・ボウイ展をご覧になられれば、彼について深く知ることができるのではないだろうか。

[耳マン編集部]