ニューヨーク市、1月20日を”David Bowie Day”にすることを宣言
さすがニューヨーク! そう言わずには言られないニュースが届いた。
ニューヨーク市長のビル・デブラシオ氏が、ニューヨーク市における1月20日を”David Bowie Day”にすることを宣言したのである。
またその声明文は、ニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されている、デヴィッド・ボウイによって書かれた舞台作品『ラザルス』の1月20日、最終公演のカーテンコールの際に読まれる予定だ。
デヴィッド・ボウイといえば69歳の誕生日あたる、1月8日に発表された28作目のアルバム『★』(ブラックスター)が音楽ファンたちの間で大きな話題を集めていた中の突然の訃報……。今なお忘れることはできないニュースである。
訃報を受け、新作『★』は、日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペインを含む、世界20以上の地域でアルバムチャート1位を獲得、iTunesの69カ国のチャートの1位も獲得。全米では、1月30日付けビルボード、全米アルバムチャートで初登場1位を獲得と自身初の全米1位のアルバムとなった。
また故郷でもあるイギリスの全英アルバムチャート(1月21日付)でも、最新アルバムは約150,000のセールスで初登場1位を獲得し、今年に入っての最速の売上記録を達成。『★』は同チャートにおいて10作目の1位を獲得したアルバムとなり、ベスト盤や『ハンキー・ドリー』(1971年)、『ジギー・スターダスト』(1972年)、『アラジン・セイン』(1973年)、『ザ・ネクスト・デイ』(2013年)、『ロウ』(1977年)、『ダイアモンドの犬』(1974年)など計10作品がTOP40にランクインという快挙も成し遂げている。
さらにはTOP100にはアルバムが19作品、シングルが13作品ランクイン、イギリスで、ボウイの楽曲はSpotify、Apple Music、Google Playなどで1,900万回を超えるストリーミング再生され、最新作『★』を含め、50万枚以上のボウイのレコードが購入されたという。ボウイは、レジェンドになった、そう言えるだろう。