『徹子の部屋』につんく♂が筆談で出演……前向きな想いにファンからも感動のコメント寄せられる

ネットで話題

[2016/3/22 11:05]

『徹子の部屋』につんく♂が筆談で出演
3月21日、『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に歌手で音楽プロデューサーのつんく♂が出演した。彼は2014年3月に喉頭癌と診断されたことを発表し治療を続けていた。しかし2015年4月、母校である近畿大学の入学式に出席した際、2014年10月に手術によって声帯を摘出し声を失ったことを発表。今回のテレビ出演ではパソコンによる筆談で司会の黒柳徹子と会話を繰り広げた。

『徹子の部屋』 オフィシャルホームページ

手術時の妻とのエピソードや現在の心境を明かす
つんく♂は番組内で、妻に励まされ元気をもらったエピソードや、手術の前日に妻へ送ったメールの内容を明かした。そのメールでは「これからは今までよりゆっくり歩いてみるから」「これからも楽しい人生を送ろう」と妻への愛情深いメッセージが綴られ、「お前がいてくれて、子どもたちがいてくれて、仲間もいて、今本当に幸せです」と周りの人々への感謝が記されていた。つんく♂自身も番組内でこのメールの内容を「なんか新鮮でした」と改めて振り返りながら「今までとが違う人生は、これはこれで楽しめるというか、やりがいがあるなって思います」「なので、僕に出来ることを探して、世の皆様と共有できたらと思います」と前向きな想いを表明した。


「勇気をもらえました」つんく♂の前向きな想いにファンからも感動のコメント
ネットでは「勇気をもらえました」「みんなきっとあなたの声を忘れない」「本当に尊敬する…」などと感動のコメントが多数寄せられた。同放送により、彼の作品のみならず、生き方や考え方からも多くの勇気をもらえるきっかけとなったようだ。つんく♂は2015年9月に出版した著書『「だから、生きる。」』のなかでも闘病中のエピソードや自身の心境を綴っている。さらに、4月20日に発売される℃-uteのニューシングル『何故 人は争うんだろう?/Summer Wind/人生はSTEP!』に収録される楽曲『Summer Wind』の作詞作曲を務めており、自身のブログにて楽曲に込めた想いをコメントしている。手術を乗り越えてもなお精力的に活躍を続ける彼の、今後の活動にもぜひ注目したい。

つんく♂ オフィシャルブログ

[耳マン編集部]