30周年のTHE COLLECTORS・加藤ひさしが武田鉄矢プロデュースアイドル・赤丸ダッシュ☆のスタッフに

ネットで話題

[2016/3/24 20:27]

THE COLLECTORSの加藤ひさしが!?
THE COLLECTORSのボーカル、リーダー・加藤ひさしが3月20日渋谷WWWにて行われた、武田鉄矢プロデュースアイドル、赤丸ダッシュ☆のファーストワンマンライブ『沸騰一杯目~私たちはみかんを作ってるのではない、うどんとそばを作っているのだ!~』にスタッフとして参加。Twitterなどでもその様子を報告した。

THE COLLECTORS Twitter

ライブのお手伝いをしてくれたお礼でスタッフに
THE COLLECTORSと赤丸ダッシュ☆、結成30年と3年、年齢も父娘ほどの差があるが、同じレコード会社である日本コロムビア所属。赤丸ダッシュ☆は、加藤がGOING UNDER GROUNDの松本素生とともに司会を務めるUstream番組『加藤ひさしのコロムビア大行進』に最多ゲスト出演しているなど、何かと縁のある間柄だ。今回は以前、彼女たちがTHE COLLECTORSの渋谷クラブクアトロマンスリーライブのお手伝いをしたことに対するお礼である。

「次回はオレが赤丸のお手伝いに行く」と言っていたが、リップサービスではなく有言実行する、さすがリーダーである

ただならぬオーラを放つ……当たり前か!
握手会のチケットもぎりにはじまり、アーティストながら、喋りにも定評のあるリーダーは前説までこなし、そのスタッフとは思えないただならぬオーラを放つ姿に、思わず握手を求める赤丸ダッシュ☆ファン。あとになって「ウィキペディアを見てみたら、大物の方でびっくり」なんて事案も。某音楽出版社の新入社員に「コレクターズって何?」と裏でささやかれながらも「オーラが違いますね!」と言われる逸話を持つ、愛されリーダーである。

THE COLLECTORS Twitter

モッズとアイドル
イギリス、モッズをこよなく愛し、日本におけるモッズシーンを牽引してきたTHE COLLECTORS。紆余曲折ありながらも一度も活動休止することなく、30年間メジャーシーンを走り続けてきた生き様は、「ライブ中に(古市)コータローくんが倒れたら、いつでもリッケンバッカーを弾ける状態でいました」とローディーを務めていた會田茂一、GREAT3の片寄明人やthe pillowsの山中さわおなど、多くの熱狂的なフォロワーを生み出し、ROLLY、スピッツ、aikoなど大ファンを公言するアーティストも多い。60年代のブリティッシュロックのスピリッツを現代に伝える硬派なロックバンドであり、長年“アンチ歌謡曲”のスタンスを貫いてきたが、近年は乃木坂46『君の名は希望』を絶賛したりと、アイドルソングへの興味を示しており、この変化は非常に興味深いところ。

THE COLLECTORSとアイドルのコラボはメロン記念日がきっかけ
THE COLLECTORSのアイドルとの密接的な関わりは2009年、メロン記念日とのコラボに始まる。ハロー!プロジェクトを卒業した同グループが行った『ロック化計画コラボレーションシングル』シリーズの第四弾として、『青春・オン・ザ・ロード』をリリース。往年のブリティッシュロックを土台としたミディアムテンポの哀愁ラブソングもさることながら、60’sモッズガール風に仕立てたジャケットや、ザ・フーが原案として参加したモッズ映画『さらば青春の光(原題:Quadropenia)』風のポスターなど、アートワークもプロデュースした。

そして、怒髪天の増子直純とともに自ら発起人となった『恋するフォーチュンクッキー Rock Musician Ver.』(2014年)が話題になったことも記憶にあたらしい。

普段こういうことはしないような、そうそうたるメンツが集まったのは、広く慕われる人望のあるミュージシャンズ・ミュージシャン、加藤ひさしだからこそ成せた業だ

祝!THE COLLECTORS結成30周年
今年2016年は結成30周年となるTHE COLLECTORS。怒髪天やフラワーカンパニーズなど、昨今盛り上がりを見せる熟練おっさんバンドシーンの中核を担うのは紛れもなく彼らである。4月16日に行われる日比谷野外大音楽堂のライブ『THE COLLECTORS 30th Anniversary Live “EPISODE I”』のチケットも即完売。“EPISODE I”と銘打たれているだけに、これに続く展開も気になるところ。

ポッドキャストもおもしれぇ
音楽活動のみならず、今や“シーズン6”まで続いている極悪ポッドキャスト『池袋交差点24時』も絶好調。リーダーと古市コータロー(ギター)の絶妙なトークが織りなす、容赦ない風刺具合も切れ味抜群だ。月間40万ダウンロードという圧倒的な人気を誇りながら、バンドへの人気に還元されているのかは愚問だ。「無料だから(ポッドキャストの)帝王になれた 古市・談」という……これはもはや、持ちネタと化している。

いろいろ楽しませてくれる重鎮ロックバンド
松山千春にはラジオで「(曲が)長いな。“世界を止めて”というよりは“CD止めて”だな」と言われてしまったが、名曲『世界を止めて』(1993年)を含むアナログ盤での限定復刻2タイトル『世界を止めて/恋はヒートウェーヴ』『僕はコレクター/TOO MUCH ROMANTIC!』も発売と同時に完売間近。7インチのドーナツ盤、ソノシートを思い起こすグリーンのカラーヴィニール仕様は昭和世代にはたまらない。今後はボックスセットなども計画されている様子で、ビールジョッキ『世界のコーちゃん』、古市コータロー印カレー皿など、デザインはもちろんのこと、実用性のあるグッズのプロデュースにも定評のある彼らだけに、企画アイテムにも注目である。音楽活動はもちろん、いろいろ楽しませてくれる重鎮ロックバンドの30周年から目が離せない。

[耳マン編集部]