ライブチケットを定価で取り引きできるサービス、イエモンも4月21日から開始
行けなくなったライブのチケットを定価で取り引きできるサービス
近年、人気アーティストのレアなライブチケットが転売サイトなどで高額で売買されていることが問題視されている。それを防止するため、アーティスト側でも入場時に身分証明書の提示を求めたり顔認証システムを導入したりとさまざまな対策が施行されるようになった。そんななか、行けなくなったライブチケットを定価でほかの人に譲ることのできるサービス『EMTGチケットトレードセンター』が登場。同サービスでは“ファンクラブ会員先行”で購入されたチケットのみの出品が可能で、偽造チケットが出回らない・落札されたチケットを再度出品することができないなどのメリットがある。また、同サービスで購入したチケットは携帯電話で提示する“電子チケット”で受け取ることとなり二次転売の防止にもなる。
イエモンのチケットも4月21日から取り引き開始!
そんななか、2016年1月に再集結が発表されたTHE YELLOW MONKEYが5月から開催するアリーナツアー『THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016』のファンクラブ会員向けチケットにおいて、4月21日より同サービスでの取り引きが可能になることが3月31日に発表された。同バンドのツアーが行われるのは16年ぶりということもあり、転売サイトではすでに1,000件を超える出品がされている。なかには定価より10倍以上もの値段で取り引きされているものもあるようだ。しかし、今回同サービスでトレードが行われることにより、適正な価格で安心してチケットを購入することができる。なお、座席の種類によっては取り扱いのないチケットもあるので詳しくは特設サイトで確認してほしい。こうした取り組みにより、今後チケットの不正転売がなくなることを願いたい。