水曜日のカンパネラとの騒動で話題のヒカシューってどんなバンド?

ネットで話題

[2016/5/10 20:08]

『水曜日のカンパネラとヒカシューの“楽曲タイトル”をめぐる騒動が話題』
5月9日、音楽ユニット・水曜日のカンパネラが、5人組バンド・ヒカシューより要請を受け、2013年にリリースされたミニアルバム『クロールと逆上がり』に収録された楽曲『ヒカシュー』のタイトルを『名無しの権兵衛』に変更したことをオフィシャルサイトにて発表した。水曜日のカンパネラはタイトル変更の理由を「同じ名称のため誤認混同を避けるため」と説明している。これに対しヒカシューの巻上公一(ボーカル、テルミン)は10日、Twitterにて「皆さんをやきもきさせてしまったようですが、一応和解しています」と報告。ネットでも話題を呼んだ騒動だが、10日現在ではお互い和解し収束したようだ。

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水曜日のカンパネラ オフィシャルホームページ

『ヒカシューは1970年代から活躍し、現在も精力的に活動中!』
そんななか、ネットでは「ヒカシュー知らない人多いみたいだな」「ヒカシューというマニアックなバンドがニュースになってる」「ヒカシューって、知らない人は知らないが、知ってる人は知っているバンド」などといった意見が見受けられる。ヒカシューとは、1978年に巻上公一を中心に結成されたバンド。ニューウェーブやテクノなどの電子音楽から、民族音楽の要素を取り入れるなどジャンルレスな音楽性を追求。バンド結成38周年を迎えながら、現在も精力的な活動をみせている。

『POLYSICSハヤシやクウチュウ戦もリスペクト、チャランポとコラボも』
ミュージシャンではニューウェーブロックバンドPOLYSICSのハヤシ(ボーカル、ギターほか)や4人組バンド・クウチュウ戦などもヒカシューへのリスペクトを公言。さらに2013年12月には2人組ユニット、チャラン・ポ・ランタンとともに、ヒカシュー featuring チャラン・ポ・ランタン名義でミニアルバム『チャクラ開き』をリリースするなど、世代を超えたコラボレーションを展開。また、毎年12月に開催されるヒカシュー主催のクリスマスイベントでは戸川純やプラスチックスと共演するなど、1980年代に活躍をともにしたミュージシャンとの共演も行っている。

ヒカシュー featuring チャラン・ポ・ランタン『チャクラ開き』ジャケット


『6月には広島や福岡で、7月には東京でワンマンライブを開催!』
そんな彼らは6月18日に広島・Bar rest & Live music スマトラタイガーにて、19日には福岡・Early Believersにてワンマンライブを開催。さらに、7月25日には東京・吉祥寺Star Pine’s Caféにてワンマンライブ『ヒカシューの夏 2016』を開催する。思わぬ騒動で話題となったヒカシューだが、独特の世界観を構築する楽曲と、即興性のある予測不可能なライブは一見の価値あり。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。