「彼は本物のサムライだ」あのラッパーのイチロー愛がすごい……マイアミ マリーンズのユニフォームでサマソニ出演も

ネットで話題

[2016/8/25 18:16]

ヒップホップ界の“激アゲMC”フロー・ライダーが4年ぶりに来日

アメリカ・フロリダ州マイアミ出身で“激アゲMC”の呼び声も高いラッパーのフロー・ライダーが8月20日、21日に開催された音楽フェス『サマーソニック2016』に出演するため2012年以来の来日を果たした。今回の来日ではDJやバンドメンバー、ダンサーとともに来日し、フルセットでパフォーマンス。デビュー曲『今夜はロウ☆ロウ☆ロウ☆』や『今夜もグッド☆フィーリング』などキラーチューンを連発し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

フロー・ライダー

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フローがイチローのユニフォームでパフォーマンス! ネットでも話題に

そんな彼は、同イベントの東京・大阪公演でともに彼の地元マイアミの野球チーム、マイアミ・マリーンズのユニフォームを着用。その背中には“イチロー 51”と、メジャー通算3,000本安打を記録したイチロー選手の背番号と名前が記されており、ネットでも「フロー・ライダーがイチローのユニフォーム着てる!」「イチローのユニホームとキャップ被ってライブしてた」「地元だからかな」などと話題を呼んでいた。それは彼の地元のチームだということ以外に、ふたりの交流があることも理由である。

フロー・ライダー Instagramより


フローとイチロー選手の関係とは!? 「彼は本物のサムライだ」

フローとイチロー選手の関係は2009年にイチロー選手がフローの楽曲『イン・ジ・エイヤー』と『ジャンプ』の2曲をシーズン中の打席入場テーマ曲として使用したことから始まった。これに感激したフローがお礼として『ジャンプ』の歌詞を変えた応援曲『ジャンプ〜レッツ・ゴー・イチロー・リミックス(仮)』を制作。その後、フローはシアトルでライブを行った際に野球場・セーフコフィールドで試合を行ったイチロー選手の元へ表敬訪問する。フローが自身のCDを直接渡すと、イチロー選手はお礼として直筆サイン入りバットをプレゼントした、というエピソードがあるのだ。イチロー選手に初めて対面したフローは「彼は本物のサムライだ」と深く感銘を受け、すっかりイチロー選手のファンになり、その後も絶えずイチロー選手をリスペクトしている。そんなイチロー選手が2015年、フローの地元“マイアミ・マリーンズ”に移籍し、2016年にメジャー通算3,000本安打を達成。これに感激したフローは来日した『サマーソニック2016』にて前述のユニフォームを着用し何度も「アイシテマス! イチロー」と叫んだ、というわけだ。


「イチローは俺の兄弟のような存在」 違うフィールドで活躍するふたりに今後も注目!

そんなフローはイチロー選手について「イチローは俺の兄弟のような存在。マーリンズの一員になってくれるのはかなり光栄なことだし、早く野球を観に行きたい。日本に滞在している今、ライブ中も出かけるときもイチローのユニフォームを着用しているんだ。イチローへの愛を表現しているのさ」と愛情たっぷりにコメント。さらに、彼はイチロー選手のための新曲制作も考えているとのこと! 音楽とスポーツという別のフィールドで活躍するふたりだが、今後も両者から目が離せなくなりそうだ。

[耳マン編集部]