幕張メッセでのジャスティン・ビーバー公演に続き、関西国際空港でもはしか患者

ニュース

[2016/8/31 17:24]

はしかに注意!

8月14日に幕張メッセで開催されたジャスティン・ビーバーのライブ会場に、はしかに感染していたと思われる10代の男性が訪れていたことがわかり、国立国際医療研究センター国際感染症センターなどが同公演への参加者に注意を呼びかけている。

<耳マンのそのほかの記事>

関西国際空港でもはしか患者、同空港が注意呼びかけ

そんななか8月31日、関西国際空港が同空港で働く20代の女性が麻しん(はしか)と診断されたことを報告。接触者のうち有症状者について検査をしたところ、同日10時時点で16人の陽性が判明したとした。同空港は「麻しんはウイルスによって起こる感染症で、非常に感染力が強いといわれています。その潜伏期間は長くても2週間とされているため、8月17日以降に関西国際空港をご利用されたお客様で、症状があらわれた方は、医療機関にご連絡の上、その指示に従っていただくよう、ホームページ等を通じてお願いしています」と注意喚起している。

関西国際空港ホームページ

はしかにかかると発熱、咳・鼻汁、皮膚の発疹、結膜の充血、口の中の斑などの症状が出るといい、熱が下がっても半日から1日後くらいに再び高熱が出るという。空気感染でも広がり、感染力はインフルエンザよりも上とのこと。重症化すると最悪の場合、死亡することもあるというので、8月14日のジャスティンのライブ参加者のほか、上記期間に関西国際空港を利用した人は注意が必要だ。

[耳マン編集部]