【史上初?】不倫ソングのコンピ盤リリース……ジャケはセンテンススプリング風!?
[2016/9/27 17:13]
不倫ブーム(!?)に便乗し不倫ソングのコンピ盤が発売!
2016年1月より話題となったゲスの極み乙女。の川谷絵音とベッキーの不倫報道のほか、2016年は毎月のようにミュージシャンや著名人の不倫が報じられてきた。そんななか、不倫ブーム(!?)に便乗したコンピレーションアルバム『禁じられた愛の唄』が9月28日にリリースされる。正面からこのテーマに取り組んだ邦楽コンピレーションアルバムは史上初と言えるかもしれない!
岩崎宏美や西城秀樹……往年の名曲が勢揃い
同作品では、岩崎宏美の『シンデレラ・ハネムーン』や西城秀樹の『ブルースカイ ブルー』といった歌謡史に輝く人気曲のほか、森進一の『年下の女』、森昌子の『越冬つばめ』、テレサ・テンの『愛人』、石川さゆりの『天城越え』など長くカラオケで愛唱されている演歌まで、ほぼ発売順に収録されている。言わば不倫ソングの歌謡史をたどるうえでも貴重な資料となっている(!?)。
“禁じられた愛”にもさまざまなパターンが
収録楽曲の歌詞を紐解いてみると、“禁じられた愛”さまざまな形があることがうかがえる。“迷いながらも禁じられた愛に溺れていくタイプ”、“迷いの境地を抜け、禁じられた愛を容認するタイプ”、“自分が本命でないと知り禁じられた愛に戸惑うタイプ”、“既婚女性との禁じられた愛を想う(あるいは回想する)タイプ”など……。このような楽曲からヒットが多い理由を、音楽市場アナリストの臼井孝(T2U音楽研究所)は、「禁じられているからこそ生じる切なさややるせなさ、許されないからこそ生じる燃えたぎる愛、またそれをそばで感じる立場にある人の狂おしさや嫉妬など、さまざまな感情がリアルに描かれています。また、逆境のなかでも愛を貫こうとする点で、ある種“純愛の極み”とも言えるかもしれません。だからこそ、共感を憶える人が多いのではないでしょうか」と語っている。