ライブ活動休止の9mmギタリスト滝にファンからエール届く「必ず戻ってくると信じてます」
9mmのギタリスト・滝善充がライブ活動を休止
“9mm”の愛称で知られる4人組バンド、9mm Parabellum Bulletのギタリスト、滝善充がライブ活動を休止することが11月9日、同バンドのオフィシャルサイトにて発表された。9mmは2016年6月に開催されたライブ2公演を、滝の左腕の不調から一時中断したのち、ツアーを一部中止。その際、滝が検査を受けたところ、医師から“ジストニア”の疑いがあると言われていたという。しかし日本ではジストニアの前例がなく症状にも個人差がありすぎるため、誤解を招かないために病名の公表を控えていた。その後、バンドはサポートメンバーを入れたりシンセサイザーを導入するなど滝の負担を減らすことで、7月29日よりライブ活動を再開。しかし、その後のライブでは滝がこれまでのようなパフォーマンスができないことも多く、戸惑いや悩みが増えていたそう。彼らは話し合いの末、11月5日の公演が終了した後、滝の左腕の負担の原因となっている「ステージでギターを弾く」ことを期間を設定せずに休止するということをメンバー全員の一致で決断。これにより、9mmのライブ活動は11月10日の公演から当面の間は滝以外のメンバー3人にサポートメンバーを加えながら開催される。なお、2017年春に発売予定のニューアルバムの制作は、これまで通り滝を含むメンバー4人で行われる。
バンドへの意気込みや今後の活動への想いも
滝は自身の想いをオフィシャルサイトにて表明。彼は「散々悩んだ結果、9mmでのライブ活動を一旦控えさせていただく事を決めました」と報告。また、「9mmというバンドはやります」「曲も作りますし、レコーディングもします」とライブ以外の活動はこれまで通り行うことを明かし、「9mmでやろうと思って作ったのに出せてない曲がまだまだ山積み」であることから「それはやらないと気がすまないぞ、という気持ちでもあります」と意気込みをみせている。なお、今後のライブ活動については「簡単な事から始めて、いけそうな気配がしてきたらまた少しずつ復帰させてもらえればいいなと思います」「力まずにできる現場から始めていって、それを心身のリハビリとして前に進めたら近道なのかなと思っています」と素直な想いを綴っている。
ファンからも多数のエール届く「いつの日か必ず戻ってくると信じてます」
このニュースを受けて、ファンからは「滝さんゆっくり休んでください」「いつまでも滝さんのこと待ってます」「いつの日か必ず戻ってくると信じてます」「完治することを切に願っています」「ゆっくり休んで、またステージに立つ元気な姿を見せて欲しい」と多数の応援メッセージやエールが送られている。
今後も、独自の世界観を追求し進化し続ける9mm Parabellum Bulletおよび滝善充の活躍を陰ながら応援していきたい。