草加市で育った“いい感じ”の幼馴染みコンビが草加市で初コンサート開&催!

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[2017/3/20 11:00]

4月8日に草加市で開催されるおもしろそうなコンサート

埼玉県草加市出身の幼馴染みの演奏家ふたりが、4月8日に彼らが育った草加市でコンサートを開催するという。なんだか草加市がキテる感アリ!?

左から北村竜、井上亮

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今回コンサートを開催するのは、トロンボーン奏者の井上亮と北村竜(ともに25歳)。小学校の鼓笛クラブで出会い、吹奏楽部で魅力に引き込まれたふたりは、全国上位の吹奏楽部がある高校へそれぞれ進学、さらに音楽大学へ。進んだ道は違っても、アンサンブル演奏や、若手演奏家の憧れ『小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト』の厳しいオーディションをともに勝ち抜き参戦するなど、互いに刺激し合ってきた。現在はフリーランスとして演奏活動、演奏指導を行いながら、名門オーケストラ入団を目指し、腕を磨き続けている。

めっちゃいい感じのおふたりを直撃!

今回のコンサートは、そんなふたりが草加市への恩返しも兼ねて初めて主催するもの。初コンサートに意気込むふたりを直撃し、話を聞いてきた。
(インタビュー:『耳マン』編集部)

トロンボーンの“歌心”を感じてほしい

——ふたりは小学校からの幼馴染みとのことですが、ずっと仲が良かったんですか?

井上:小学校のときは一緒に遊んだ記憶はあまりないですね。

北村:いやいや、僕はあるよ……(笑)。

井上:そうだっけ(笑)。僕は小学校からずっとトロンボーンなんですけど、北村君は小学校のときはトランペットで、中学校からトロンボーンになったんです。中学校の吹奏楽部でトロンボーンを担当していたのが同級生では僕たちふたりだけだったので、そこから特に仲がよくなった感じです。

——北村さんはもともとはトランペットだった?

北村:そうなんです。中学校の吹奏楽部も強豪校でオーディションがあって、第一希望だったトランペットに落選してしまったんです。そこからトロンボーンを吹くようになりました。

——トロンボーンの魅力ってどんなところですか?

北村:地味なイメージがあるかもしれませんが、トロンボーンって男性の声に近い楽器って言われていて、メロディを吹くと“歌心”がしっかり出るんです。ほかにもスライド(手で伸縮させるパーツ)を速く動かすような技巧的な奏法を見せることができるのも魅力だと思います。

井上:動きがある楽器なので、今は誰が吹いているかっていうのが目でもわかりやすいと思います。今回のコンサートではクラシックのほかに、松田聖子さんの曲やディズニーメドレーなども演奏するので、いろいろな表現を楽しんでいただけると思います。

——トロンボーン奏者同士ということで、やっぱりライバル心もあったりします?

井上:全然バチバチはしてないです。僕はテナートロンボーン、北村君はバストロンボーンで音域が違うんです。オーディションがあってもテナーとバスで分かれていますし、直接対決することはないんですよ。中学校からずっとそういう関係なのでバチバチしなくて済んでいます。

——ちょっと失礼かもしれませんが、見た目もいい感じにテナーとバスっぽいですね(笑)。

北村:めちゃくちゃよく言われます(笑)。

草加市への恩返しとともに“力試し”でもあるコンサート

——お互いのどんなところをすごいと思います?

井上:北村君はむかしからサボリ癖があって(笑)、でも素晴らしいセンスを持っているのであまりがんばらなくても吹けてしまう。僕は時間をかけて練習をしなくちゃダメなタイプなので、そんな北村君がうらやましいって今日までずっと思ってきてます。

北村:今回のコンサートの開催も井上君が積極的に動いてくれていて、僕はサボリ癖があるから迷惑をかけているんですけど……そうやって昔から人を引っ張っていく力がすごくあるんです。それが楽器の演奏にも表れていて、井上君がリードしてくれるから一緒に演奏するときもすごく吹きやすいんです。

——今回のコンサートに向けての意気込みを聞かせてください。

井上:草加市への恩返しっていう気持ちから草加市で開催させていただくのですが、自分たちの“力試し”っていう部分もあるんです。これからもっと活躍していくために今回のコンサートをしっかりとやり遂げたいと思っています。その結果、草加市で音楽をやっている子どもたちに“(プロとしての)こういう選択肢もあるんだよ”っていうところをみせられたらいいですね。

北村:草加市で育って、今も草加市に住んでますから、僕たちのようなプロの音楽家もいるんだよっていうところを知ってもらえればと思います。

井上:演奏会は世の中にたくさんありますけど、その土地で生まれ育った幼馴染みが、その土地で開催する演奏会なんてあまりないと思いますので、ぜひ足を運んでいただきたいです。

——では最後に草加市の魅力をお願いします!

北村:えーなんだろう(笑)! いざ聞かれると……やっぱり草加せんべい?

井上:草加せんべい……ベタかもしれないですけど実際めちゃくちゃウマいですからね! あと、ハープの国際大会が草加市で開催されていたりもして、音楽の街でもあるんです。僕らも音楽で草加市を盛り上げていきたいと思っています!

公演情報

トロンボーンデュオリサイタル
4月8日(土)草加市立中央公民館ホール 14時開演
入場料:一般1500円/学生1000円(全席自由)
チケット問合せ:080-3380-3546 / ryosp0705@yahoo.co.jp
主催:草加トロンボーンデュオコンサート実行委員会
後援:草加市 草加市教育委員会 草加市演奏家協会

プロフィール

井上亮(いのうえりょう)●埼玉県草加市出身。伊奈学園総合高等学校、東京音楽大学を卒業。東京音楽大学入学時に給費入学奨学金を取得。第7回横浜国際音楽コンクール室内楽部門第2位。2015セイジ・オザワ松本フェスティバル『子供のための音楽会』、2016小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIV(こうもり)に出演。トロンボーンを平田芳子、香川慎二、新田幹男、呉真一、室内楽を山本孝、田中眞輔の各氏に師事。現在、東京芸術劇場主催芸劇ウインドオーケストラアカデミーに第1期生として所属。同時に関東を中心に演奏活動、演奏指導を行いながらフリーランスとして活動中。

北村竜(きたむらりょう)●埼玉県草加市出身。春日部共栄高等学校、洗足学園音楽大学卒業。洗足学園音楽大学在学時に特別選抜生に認定。2012サントリーホール主催のレインボウ21デビューコンサートに出演。2015小澤征爾音楽塾金管室内楽勉強会に参加。2016小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトXIV(こうもり)に出演。トロンボーンを秋山鴻市、暮林直樹、室内楽を曽我部清典、山岸博、小田桐寛之、菊本和昭の各氏に師事。現在は関東を中心に演奏活動、演奏指導を行いながらフリーランスとして活動中。

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