個性的なギターがズラリ!盗まれたあの自転車も!? 忌野清志郎のスペシャル写真集がおもしろい
キヨシローの150点以上に及ぶコレクションを大公開!
今なお数多くのアーティストに影響を与え続け、日常にその歌声が響き渡る日本を代表するミュージシャン、忌野清志郎。あらゆる世代に愛される清志郎サウンドを生み出してきたのが、ギター、ベース、ドラム、トランペットといった愛用の楽器たちだ。
そんな彼がステージで使用した多数のギターのほか、トランペット、フルート、ドラムやピアノ、さらには法螺貝(!?)、自転車(!?!?)に至るまで、彼の総数150点以上に及ぶコレクションを完全公開するスペシャル写真集『忌野清志郎 ロッ研ギターショー』がおもしろい。
話題になったあの自転車も!?
本をめくればギターやアンプ、エフェクターなどの楽器がズラリ。ビンテージギターや変形ギター、イラスト入りギターなどなどバラエティ豊かすぎるラインナップとなっており、まるでおもちゃ箱の中をのぞいているみたい。これは楽器に詳しくない人でも楽しめそうだ。これらは清志郎氏の息子が大事に保管しているものだといい、キズやシールあとなどの細部までリアルな状態で写真に収められている。自転車好きとしても知られる清志郎氏だが、盗難されてニュースにもなった愛車も大公開。こちらもファンはたまらないだろう。
盟友たちのインタビューも
楽器を大事にしていた生粋の音楽家としての側面にスポットを当て、一緒に音楽を作ってきた盟友・仲井戸“CHABO"麗市氏、三宅伸治氏、さらにギターを管理していた現アムリタ・カスタム・ギターズ店長の山本キヨシ氏のコメントなども掲載。貴重なスペシャルグラフ、過去のインタビューの再掲載も見どころだ。
楽器に刻まれた小さなキズやシミから見えてくる新たなる忌野清志郎ヒストリーをたっぷりとご堪能あれ!