作家の村上龍がSUPER JUNIOR・イェソンに詞を提供「その声に魅了された」
SUPER JUNIOR・イェソンのソロ曲に作家の村上龍が詞を提供
韓国の男性アイドルグループSUPER JUNIORのメンバー・イェソンが、日本にてセカンドソロシングルを6月28日にリリースすることが決定した。同作はSUPER JUNIORとの両A面シングルで、タイトルは『Splash/愛してるって言えない』。SUPER JUNIORの楽曲『Splash』は“ハジける”、そして“飛び散る”イメージの大人なパーティーソング。イェソンによるソロ曲『愛してるって言えない』は、なんと作家の村上龍が海外アーティストに初めて作詞を提供したバラードソング。「愛してる」という言葉の裏にある深く複雑な人の気持ちを綴った村上ワールドを、イェソンがハスキーな歌声で切なげに表現している。
村上はイェソンの歌声に「魅了された」……
小説『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』『半島を出よ』『69』など数々の名作を生み出し、経済トーク番組『カンブリア宮殿』ではホストとしても活躍中の村上。彼は自身が作詞を務めた『愛してるって言えない』について「国内外問わず、作詞は、ほとんど、まったくと言っていいほど、やっていません。イェソンに歌詞を提供しようと決めたのは、友人である松浦さんをはじめ、avexへのリスペクトと、あとはもちろん彼の、歌唱力と、その声に、魅了されたからです。イェソンの声は、かすかにハスキーで、陰影に富み、かつ明るさもあり、希有なものだと思います。歌詞は、あっという間に、10数分で、書きました。ずっと思っていたことがあって、それは、“愛してる”という言葉が氾濫しているけど、実際、人の気持ちというのはもっと複雑で深いのではないか、ということです。それを歌詞にしようと思いました。イェソンにぴったりのテーマで、いい感じのラブソングになるという予感がありましたが、実際に出来上がった曲を聞いて、自分は間違っていなかったと、満足しています」と語っている。繊細に言葉を操る彼が同曲にてどのような歌詞を紡いでいるのか、ぜひ楽しみにしておきたい。
また、SUPER JUNIORは6月よりグループ2度目となる全国ツアー『SUPER JUNIOR-YESUNG Special Live “Y’s SONG”』を開催する。ツアーでは新曲の披露も期待できるかも!? 気になる方は彼らのオフィシャルサイトをぜひチェックほしい。