テレビでカットされた元・三木道三の衝撃の事故とは?
あの三木道三が寝たきりに……
元・三木道三として知られるレゲエミュージシャンのDOZAN11が、6月8日深夜放送のバラエティ番組『じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜』で、活動休止中に寝たきり生活を送っていたことを告白。その放送後、DOZAN11はTwitterで「話したこと全部流れたわけじゃなさそうやね〜」と、意味深なつぶやきをしていた。
これか。話したこと全部流れたんじゃなさそうやね〜
— DOZAN (@DOZAN11)2017年6月9日
元・三木道三ことDOZAN11 活動休止の真相明かす「寝たきりになった」#ldnewshttps://t.co/CJpMb7H0Y9
DOZAN11 Twitter
2014年に改名し活動を再開したDOZAN11。三木道三として活動していた2000年にメジャーデビューすると、2001年に発売したシングル『Lifetime Respect』が大ヒットして一躍時の人となったが、その翌年に引退していた。
三木道三引退後は、長期にわたり活動を休止。その間「DOZAN」名義で楽曲制作や作詞などに携わることもあったが、表舞台に出ることはなかった。DOZAN11はその理由として「自律神経がおかしくなって、寝たきりになっていたことが多かった」と告白しているが、その詳細は語られていなかった。
放送になかった事故
放送はされていなかったが、この体調不良には理由がある。それは三木道三としてメジャーデビューする5年前の1995年、冬のサンフランシスコでの出来事だ。友人と車を走らせていると、道にコヨーテが飛び出してくる。それを避けようと友人がハンドルを切ると、車は横転。DOZAN11は、フロントガラスを突き抜けて30メートルほど吹っ飛ばされてしまう。
ボロボロのDOZAN11は身動きも取れず、声も出せない。駆けつけたレスキュー隊にヘリコプターに乗せられた。意識が朦朧とするDOZAN11が聞いた言葉はレスキュー隊員の言葉は「かわいそうに、この日本人は助からないな」だった。
なんとか奇跡的に命を取り留めたDOZAN11は、数日間サンフランシスコの病院で過ごすことになる。手術を控えた前日、全身麻酔の為に絶食をしなければいけないDOZAN11は、最後の食事にキムチのスープを選んだ。しかし、その中にはDOZAN11がアレルギーをもっている赤身魚が入っており、アナフィラキシーショックになってしまう。
アナフィラキシーショック!?
アナフィラキシーショックは、アレルゲンに触れた二度目以降になることが多いアレルギー反応のひとつ。その症状はすさまじく、命を落とすことも珍しくない。しかし、彼は病院に説明する英語力もなく、動くこともできない。一晩中苦しんだDOZAN11は、何とかアナフィラキシーショックを乗り越え、翌日になんと事故の手術を受けたという。
このことからDOZAN11は自律神経をおかしくしてしまい、ここ20年常に満身創痍。大ブレイクした『Lifetime Respect』も、身体がボロボロの状態で唄っていたことになるというのだから驚きだ。そんなDOZAN11は、この夏さまざまなフェスに出演。精力的に音楽活動を行っている。