ブーム残らずもったいない……「恋ダンス」動画がついに削除申請へ

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[2017/9/3 17:00]

動画への音源使用が公式に許可された“恋ダンス”

シンガーソングライター星野源のヒット曲『恋』は、ファンによるダンス動画への音源使用が公式に許可されたことでも注目を集めた。しかし、星野の所属レーベル・スピードスターレコーズが9月1日より動画への削除申請を開始した。

星野源『恋』 ジャケット

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ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌に起用され、キャストたちが踊る“恋ダンス”が話題になった『恋』。反響を受けて、「尺などの一定の条件を守れば、音源を使用したダンス動画を公開することを認める」と公式にアナウンスされた。この“神対応”により、恋ダンスは社会現象とも言えるブームに発展していった。

もともと異例の対応だったけど……「もったいない」の声も?

しかし、ドラマ放送後からしばらく経ち、ついに音源使用がNGになるときが来た。スピードスターレコーズは、2017年8月末までは同社より著作権法に基づく動画削除の手続きは行わないとした上で、9月1日以降は手続きを行っていくとアナウンス。そのため事前に動画の公開中止・削除を行うようオフィシャルサイトで呼びかけていた。

9月に入り、メディアでも大きく取り上げられた在日アメリカ大使館・領事館によるものをはじめ恋ダンス動画はYouTube上から続々と削除されている。異例の対応を長期にわたって続けてくれたことへの感謝は多いが、ネット上では残念がる人々も多い。お気に入りの動画が消えることのほかにも、当時の盛り上がりが将来見えにくくなることを「もったいない」と指摘する声もある。

[HEW]