SNSをきっかけにコラボが実現……山田孝之&話題のガールズバンドyonigeのショートフィルムが完成!

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[2017/9/8 08:00]

yonigeと山田孝之がコラボ! ショートフィルム『点』が1週間限定で公開

大阪・寝屋川市出身の牛丸ありさ(ボーカル、ギター)とごっきん(ベース、ギター)のふたりからなるガールズバンドyonige。彼女たちは9月20日にファーストフルアルバム『girls like girls』をリリースし、メジャーデビューを果たす。そんななか、勢いに乗ったyonigeと個性派俳優の山田孝之による初のコラボが実現! それぞれが主題歌と主演を務めたショートフィルム『点』が9月23日より東京・シネマート新宿にて1週間限定で公開される。

yonige。左から牛丸ありさ、ごっきん

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ショートフィルム『点』(© 2017 WARNER MUSIC JAPAN INC. )

SNSをきっかけに交流が始まった!?

牛丸が以前、突然SNS上で山田に「ライブに来てくれますか?」と呼びかけたところ、そこから数年後に山田が突然彼女たちのライブに現れ、その様子がネットで話題を呼んだ。その後も山田がたびたびyonigeのライブに訪れ交流を続けるなか、彼女たちが『girls like girls』でメジャーデビューすることが決定。yonigeが同アルバムのリード曲『ワンルーム』のMV出演を山田に依頼すると、彼は“それならば楽曲からインスパイアされた映画を作ろう”と提案し、自らが主演を務める形でショートフィルム『点』が製作されることとなった。

理容師役の山田が元恋人に再会……yonigeの楽曲にのせて揺れ動く心模様を表現

『点』の監督・脚本を務めたのは映画『愚行録』で監督デビューを果たした石川慶。彼は『ワンルーム』を聴き歌詞の世界観から着想を得て、オリジナルで脚本を書き下ろしたという。共演は数々のドラマや映画で活躍する女優の中村ゆり。彼女は山田演じる理容師・高志の幼馴染で元恋人役を演じる。劇中では14年ぶりに再会した元恋人のふたりの揺れ動く心模様が、主題歌『ワンルーム』とともに繊細に描かれている。

山田孝之
中村ゆり
© 2017 WARNER MUSIC JAPAN INC.

9月25日には東京・シネマート新宿にて舞台挨拶付き上映イベントも開催される。舞台挨拶には山田、yonige、石川監督の登壇を予定。こちらも合わせてチェックしよう!

山田孝之コメント

楽曲から映画を作ろうとアイデアが出たのは2016年の秋頃。このアイデアが生まれたのは牛丸ありさが映画好きだと聞いたこと、そして、これまでのプロモーションとは違う何かができないかと考えたため。そこからチームを組み始め、準備を進め、牛丸先生の曲を待つ。待つ。待つ。全然こない! 僕が別映画の撮影開始を翌日に控えた2017年8月9日、早朝から深夜まで『点』の撮影は行われた。限られた時間の中、yonigeの楽曲を魅力的な映像へと昇華させるため、チーム一丸となり突っ走った。いつだってモヤモヤした気持ちと仲良しの牛丸ありさの歌詞を、僕たちなりに表現できたのではないかと思っている。本当はyonigeの二人とも共演したかったんだけどね!

yonige(牛丸ありさ)コメント

自分の曲と好きな俳優と監督で映画を作るって、ヤバくないですか? バンドって、夢ありすぎじゃないですか? 撮影現場には参加できず、どんな感じで撮影していたのかはわからないのですが、yonigeの白でも黒でもない、グレーなもどかしい感じを撮影の皆さんがくみ取ってくれて、yonigeらしい作品を作ってくれました。これがメジャー一作目ってこと、誇りに思います。

石川慶監督コメント

yonigeと山田孝之。はじめ話をもらったときは、ぜんぜん意味が分からなかったんですが、曲を聞いたらすぐにピンと来ました。すごくシンプルな作りの箱に、あえて未整理のまま詰め込まれたリアルで繊細な感情。そんな表現者たちのコラボなんだな、と。それを踏まえ、今回の短編は物語もあえて作りすぎず、シンプルな箱に山田孝之と中村ゆりという、リアルで繊細な表現者二人に入ってもらうことにしました。短編というより、セッション、エッセイと呼びたくなるような、素敵な作品になったと思います。

[耳マン編集部]