プロモーションの迷走ぶりがファン心をくすぐる!? VRアイドル“あんたま”の明日はどっちだ

ネットで話題

[2017/9/18 18:00]

突然スタッフのダンス動画を公開

VRアイドル“あんたま”は、9月30日までにTwitterアカウントのフォロワー数1万人を獲得できたらメジャーデビューすることが決定している。なかなか厳しい闘いではあるが、どうにも宣伝に手探り感が漂っており、そのダメさがファンの心を惹きつけるらしい……。

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あんたまは、鈴木あんずと白藤環による2人組ユニット。リアルタイムで会話ができるVRアイドルプロジェクトと聞くと興味深いが、今夏参加した同人誌即売会『コミックマーケット92』の結果は“大爆死”とされてしまっている。

もともとコミケ3日間でフォロワー1万人達成を目標に掲げていたのだが、それはさすがに高すぎる目標だった。当然1万人も集まらず、なんとスタッフ同士がTwitter上で口論を始める始末。公式Twitterアカウントに「不安で眠れません」と投稿したり、突然スタッフが「マル・マル・モリ・モリ!」を踊る動画をアップしたり(古いよ!)、「私は本当に無能ですが、この子たちは絶対に世に出してあげたいと思っています」と吐露したり、その迷走ぶりで話題になってしまった。

おっさんの写真が多い公式Twitterアカウント

“宣伝がダメ”という不名誉な方向ではあるものの、少し話題になったことで、フォロワーもじわじわ増えていった。とりあえず9月30日までに期間を延期して再びフォロワー1万人を集めることになった。

あんたま公式Twitterアカウント

活動の第1歩としてVR体験会の全国行脚をスタートしたのだが、Twitterアカウントには、スタッフ、要するに中年男性の写真がどんどん投稿される。いや、あんたまの可愛いイラストとかなんかほかに……ほかにあるだろ!

面倒見のいいファンたちは、自主的にあんたまのイラストを投稿したり、2人の魅力が伝わる動画を制作したりしている。また、ファンからの提案をちゃんとチェックしているのか、公式でも動画配信など新たな試みがいろいろ実施されている。「あんたまより、このスタッフが目立つ」と指摘されていたスタッフ“丸茂”も、誠意を見せるためにと自主的に坊主にするなど相変わらず何かズレている印象はあるが、だんだん名物スタッフとして愛されてきている様子。

地下アイドル現場のようなアットホームさ

この公式とファンがアイデアを出し合って、なんとか一緒にアイドルを盛り立てようとしている感じは、地下アイドルの現場のようなアットホームさを感じさせる。また、手探りのプロモーション方法には、“何か一言言いたくなる力”はあるらしく、とくにファンではない人々もネット上で改善策を提案している。

かつて「このキャラクターを萌えキャラにするためにはどうしたらいいか?」というフォーマットで注目を集めた“いまいち萌えない娘”のように、「あんたまを売れさせるためにはどんなプロモーションをしたらいいか?」という文脈で認知されていけば、あるいは……。タイムリミットまで半月を切ったが、どうなる! あんたま!

ちなみにウェブライターである筆者としては、公式サイトを見ても「要するにこれがどういうプロジェクトなのか?」という点がわかりにくいところがメディア的に扱いづらいなと感じた次第です!

[HEW]