妖艶なジャケット写真が印象的……ミッツ・マングローブが6年ぶりにニューシングルをリリース!

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[2018/1/12 15:59]

ミッツ・マングローブが6年ぶりにニューシングルをリリース!

女装歌手でタレントのミッツ・マングローブが6年ぶり3枚目のニューシングル『東京タワー』を1月24日にリリースする。

ミッツ・マングローブ

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『東京タワー』は作詞・作曲を作家の五木寛之が手掛けており、異色のコラボレーションが誕生。昭和を生きた五木による昭和という時代へのノスタルジーが詰まった、懐かしさを感じる歌謡曲に仕上がっている。(作曲クレジットの立原岬は五木寛之のペンネーム)

五木寛之×ミッツの異色コラボのきっかけは……?

同曲は10年前に完成していた楽曲であったが、タイトルが“東京タワー”であるために、五木は「長身で昭和歌謡を愛する女性アーティストに歌ってほしい」との思いを胸に、歌唱するにふさわしい人物を探し続けていた。そんなとき彼は、ミッツの歌謡曲への愛情や時代を切り取る嗅覚に共感し、同曲の歌唱を依頼。ミッツも「ぜひ挑戦してみたい」と承諾し、ふたりのコラボレーションが実現することとなった。

五木寛之(撮影:江口和貴)

本日12日には同シングルのジャケット写真も公開。ミッツの両腕が東京タワーをイメージされ撮影されており、彼女のちょっぴり退廃的で妖艶な姿が印象的なジャケットだ。同作にて、マルチに活躍するミッツの“歌手”としての魅力を存分に堪能しよう!

ミッツ・マングローブ『東京タワー』 ジャケット

五木寛之 コメント

『東京タワー』は、私の愛する昭和歌謡へのノスタルジーから生まれた歌です。
平成がやがて終わると、昭和はさらに忘却のかなたへかすんでいきます。かつて「明治は遠くなりにけり」と昔の人が嘆いたように、昭和も年表の中の一ページとして記録されることでしょう。遠ざかりゆく昭和を象徴するのは、その時代に愛唱された数々の歌謡曲です。その昭和への思いをこめて、この歌は作られました。
この歌をミッツ・マングローブさんに歌って頂くことにしたのは、ミッツさんの優れた時代感覚と、批評性、それに昭和歌謡への暖かい共感を期待してのことでした。ミッツさんは見事にその狙いを表現してくれています。さらに『東京タワー』をうたう為には、長身のアーチストが望ましい。ミッツさんは、それらの期待に十二分にこたえてくれました。幸運な出会いに感謝しています。

[耳マン編集部]