X JAPAN・hide急逝から20年……ファン参加の献花式を8年ぶりに開催

ニュース

[2018/5/1 16:34]

X JAPAN・hideが旅立って20年……

1998年5月2日、ロックバンドX JAPANのギタリストでソロでも活躍していたミュージシャンのhideが33歳の若さで急逝。20年という年月が経つが、彼の音楽は多くの人々に聴き継がれ愛され続けている。

hide (c) HEADWAX ORGANIZATION CO., LTD. photo by HIDEO CANNO(CAPS)

<耳マンのそのほかの記事>

そんな彼の20回目の命日を迎える2018年は『hide 20th Memorial Project』が発足し、大規模なイベントやドキュメンタリー映画の製作、最新版トリビュートアルバムの制作などさまざまなメモリアル企画が進行している。

hideもライブを行った川崎CLUB CITTA’で8年ぶりにファン参加の献花式を開催

そんななか、5月2日にhideもライブを行ったことがあるゆかりの地、神奈川・川崎CLUB CITTA’にて、3万5,000人の一般参列となった13回忌の献花式以来8年ぶりに一般ファン参加による『hide Memorial Day 2018〜献花式〜』が開催される。

祭壇には4月28日、29日に行われたメモリアルライブ『hide 20th memorial SUPER LIVE 「SPIRITS」 』にてhide with Spread Beaverのステージに登場したhideのライブ衣装やレコーディング時に使用したギターなど、貴重なアイテムを展示。さらに、会場2階のバーでは記念マドラー付きのメモリアルデー限定カクテルが販売されるほか、さまざまな表情のhideを垣間見ることのできる写真パネルも展示され、ゆっくりと過ごせる内容となっている。

なお、今回の20回忌にあたり、hideのソロ第1弾シングル『EYES LOVE YOU』および、同時発売された第2弾シングル『50%&50%』の作詞を手がけ、以来hideが“師匠”と慕っていた作詞家・森雪之丞からのメッセージも到着。コメントは下記のとおり。

森雪之丞 コメント

hideの未来 〜20回忌に寄せて

今更hideの何を語れと言うのか?
昨今、打ち込み系のアーティスト達が競っているアイデア、まるで遊園地のジャングル・コースターに乗ったように目まぐるしく色や匂いや温度の変わるアレンジを、20数年前に創りあげていた天才ぶりについてか?
昨今、歌詞を画策するアーティスト達が辿り着いた境地、たぶん偽りの中にしか真実は存在せず、矛盾の海にしか答えは浮かんでいないという哲学を、20数年前にヤンチャな生き様として実践した怪物君の素顔についてか?
何も知らず今日初めて『Ja,Zoo』を聴いた若者は、この時代だからこそのアーティストが登場したと勘違いするに違いない。
今更hideの何を語れと言うのか?
あの頃、泥酔した僕に酩酊したhideが言った。
「昨日、タイムマシン飛ばして 2018年で遊んで来ちゃいました。」
言われてみればすぐ側に、hideのいる気配がする。
彼の過去は、とっくに未来になっているのだ。

『hide Memorial Day 2018〜献花式〜』

【日程】 2018年5月2日(水)
【会場】神奈川・ 川崎CLUBCITTA’ (〒210-0023神奈川県川崎市川崎区小川町5-7)
【一般献花開始】13:00
【献花受付終了】20:00(予定)
※会場の混雑状況により受付終了時間よりも早く終了させていただく場合もあります。
※当日はフィルムライブなどの公演はありません。
【献花引換券】800円(お花1本とメモリアルフォトカード)
※お花は会場にてこご用意しています。お花の持ち込みはご遠慮ください。 ※当日の入場時にお引き換えとなります。
※お子様は無料です。
※現金のみのお取り扱いになります。
【お問い合わせ】チッタワークス TEL:044-276-8841(平日12:00〜19:00)

[耳マン編集部]