「AKB48選抜総選挙」は北風と太陽? 春風亭小朝の持論に「正論」と称賛の声

ネットで話題

[2018/6/3 10:00]

「1人500票」と投票呼びかけるメンバーも

「第10回AKB48世界選抜総選挙」(6月16日、愛知・ナゴヤドームにて開票)の順位速報が発表された。結果を受けて大量投票を呼びかけるメンバーもいるなか、大のAKB48ヲタクとして知られる落語家・春風亭小朝の更新したブログの内容が「正論」と話題になっている。

春風亭小朝オフィシャルブログ

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5月30日に発表された速報結果では、2017年の速報に引き続き、NGT48・荻野由佳が5万9531票でトップを獲得。3万8943票で第2位のSKE48・松井珠理奈に大きく差をつけた。速報結果が不本意だったメンバーもいるらしく、あるメンバーは「1人500票が目標。500がきつい方はアンダー100票で」などと動画配信で発言して批判を浴びた(その後、Twitterアカウントで謝罪)。

「まず、自分自身が太陽になること」

AKB48の劇場公演のプロデュースを公演したこともあり、AKB48グループへの造詣が深い小朝は、6月1日に「北風と太陽」というタイトルでブログを更新。「選挙で上位になりたいと思ったとき とにかく強引に投票させようとする北風型のアイドルは自分が考えているほど票が伸びません まず、自分自身が太陽になること。ファンの心をポカポカにしてあげることを大切に考えているコが票を伸ばすんですよね しかも、今日真夏日にしちゃって暑くなかったですか、ごめんねって可愛く言えちゃうような太陽」とつづった。

さらに、大金を使わせるわりに客を空しい気持ちにさせるばかりのホストを例えに用いながら、「ファンをこういう気持ちにさせるタイプのアイドルには票が集まらないですよね」と指摘。「選挙で一票を入れてくれる人たちだって、アイドルの皆さんに負けないくらい人間関係に疲れていたり毎日を一生懸命生きているわけだから、そういう人たちに安らぎや元気を与えられる存在になるためにはどうすればいいか、ということを真剣に考えている人が支持されるのは当然のこと」と主張した。

ファンが疲弊して“ヲタ卒”しても仕方ない

AKB48ファンの間では、このブログが「正論」と話題になっている。また、ファンの間では長年、「総選挙でファンを疲弊させて結局“ヲタ卒”させてしまうよりは、とにかくファンを温存して卒業後の活動につなげていく方がいいのではないか」という説もある。総選挙で上位を獲得することは、本当に自分の芸能活動にとってプラスになるのか? 速報順位に落ち込むメンバーたちは、今一度その点を考えてみるといいかもしれない。