千眼美子、『HINOMARU』騒動のRADWIMPS野田に「謝っちゃだめ」
『HINOMARU』が大きな波紋を呼ぶ
人気ロックバンドRADWIMPSの新曲『HINOMARU』の歌詞が「軍歌のようだ」などと波紋を呼び、同バンドのボーカル・野田洋次郎がTwitterにて謝罪する事態が起きた。これを受けて、宗教法人『幸福の科学』に出家して清水富美加から改名した女優の千眼美子が「謝っちゃだめ」とTwitterにて持論を展開している。
謝っちゃだめ。
— 千眼美子 (@sengen777)2018年6月12日
愛国心満載のただただ、ええ曲。
この議論が生まれた時点で
野田さんめっちゃ仕事してる、
浮き彫りになるんで。
日本が好きな人と嫌いな人。
日本が好きって気持ちの強さと弱さ。
ゆえに今の日本、これからの日本、
ちょっと垣間見れる気がするので。
浮き彫り感あざす、ええ曲あざす
千眼美子 Twitter
『HINOMARU』は6月6日に発売されたRADWIMPSのニューシングル『カタルシスト』のカップリング曲。リード曲の『カタルシスト』はフジテレビ系のサッカー番組のテーマソングに決まっており、同局が放送するサッカーワールドカップロシア大会(6月14日開幕)関連番組のテーマ曲としてテレビでたびたびオンエアされる予定だ。
「軍歌のようだ」の声に野田洋次郎が謝罪
そのカップリング曲『HINOMARU』が波紋を呼んでいる。同曲を手がけた野田は、同曲について「右も左もなく、この国のことを歌いたいと思いました」とSNSで説明してきたが、歌詞に使用される古語や言い回しに対して「軍歌のようだ」といった批判的な声があがり、6月12日にSNSにて謝罪する事態に発展。野田は「HINOMARUの歌詞に関して軍歌だという人がいました。そのような意図は書いていた時も書き終わった今も1ミリもありません」「この曲は大震災があっても、大津波がきても、台風が襲ってきても、どんなことがあろうと立ち上がって進み続ける日本人の歌です」と楽曲の真意について改めて説明しながら、「色んな人の意見を聞いてなるほど、そういう風に戦時中のことと結びつけて考えられる可能性があるかと腑に落ちる部分もありました。傷ついた人達、すみませんでした」と謝罪した。
Sincerely.pic.twitter.com/NAc6PvQanX
— Yojiro Noda (@YojiNoda1)2018年6月11日
野田洋次郎 Twitter
『HINOMARU』の楽曲そのものについても、今回の野田の謝罪という行動についても賛否両論さまざまな声があがるなか、ロック好きとしても知られる千眼がTwitterでコメント。千眼は「謝っちゃだめ」との書き出しから、「この議論が生まれた時点で野田さんめっちゃ仕事してる、浮き彫りになるんで。日本が好きな人と嫌いな人。日本が好きって気持ちの強さと弱さ。ゆえに今の日本、これからの日本、ちょっと垣間見れる気がするので」と持論を展開した。最後は「浮き彫り感あざす、ええ曲あざす」と感謝の言葉を綴っている。
ギタリストのウルフルケイスケ(ウルフルズでの活動は休止中)はTwitterにて「RADWIMPSの野田君、謝罪する必要なんてないと思う。 自由って何?と違和感を感じる」とのコメントを発表しているが、今後ミュージシャンたちが同件についてどのようなコメントを発していくのかも注視していきたい。
RADWIMPSの野田君、謝罪する必要なんてないと思う。
— ウルフルケイスケ (@ulfulkeisuke)2018年6月11日
自由って何?と違和感を感じる。
ウルフルケイスケ Twitter