都心の新スポットで夕涼み! プロジェクションマッピングで江戸時代にタイムトラベル

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[2018/8/17 11:30]

まるで江戸時代にタイムトラベルしているような体験!?

暑い、アツい、暑すぎる~! 連日、記録的な猛暑に見舞われている灼熱日本列島。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。こんな時はどこかで夕涼み……。そんなわけで、2016年に誕生した都心の新スポット、東京ガーデンテラス紀尾井町で開催されたプロジェクションマッピングのイベントに行ってきました。プロジェクションマッピングとは、プロジェクタなどの映写機器を使って建物などに映像を映し出す技術のこと。平面に映像を映す映画とは異なり、凹凸のある立体物に映し出すのが特徴で、古くからある技術ですが、2000年前後から盛んになり、各地のランドマークで活用されています。

今回のプロジェクションマッピングは麹町通り商店会主催によるこの夏限定のイベントで、“KIOI 浮夜絵(うきよえ)テラス”と題し、かつて千代田区周辺の浮世絵をたびたび描いた歌川広重や葛飾北斎の浮世絵を用いながら、まるで江戸時代にタイムトラベルしているような体験を楽しもうというもの。当初、8月8日から10日までの3日間の開催予定が、台風13号の接近に伴い、8日と9日が中止。結局、10日のみの1日だけの開催となりました。そのため時間は19時から22時のところ、23時まで延長されたそうです。

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会場は東京ガーデンテラス紀尾井町。グランドプリンスホテル赤坂の跡地に建てられた大型複合施設で、当会場でのプロジェクションマッピングは初の試みです。写真はメインの紀尾井タワー。レストランやホテルのほか、ヤフーの本社も入居しています
この紀尾井タワーの壁面に映像を映し出します
プロジェクションマッピング用の大型プロジェクタ。タワー正面ではなく、タワーに向かって右側にセットされています
紀尾井タワーの手前にある噴水池には鯉が泳ぐ映像を映し出します
プロジェクタが動き始めました! まずは窓ガラスの形状に合わせて、風鈴映像が10分間流れます。ときどき本編までのカウントダウンが現われます
あと5秒! 間もなく本編がスタートです!
まずは色鮮やかな灯籠が映し出されました。
続いて金魚や花火、優雅に飛ぶ蝶が描き出されていきます。
そして浮世絵シーンへ。こちらは葛飾北斎の“諸国瀧廻り 木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧”。
続いて葛飾北斎の“諸国瀧廻り 東都葵ケ岡の滝”。
そして歌川広重の“名所江戸百景 紀の国坂赤坂溜池遠景”
こちらは土屋光逸の“弁慶橋”。最後は光で形作られた東京ガーデンテラス紀尾井町の映像で幕を閉じます。会場からは大きな拍手が!

美しい映像を盛り立てる音楽も魅力的♡

本編は5分間で、再び風鈴映像が10分間流れて本編へ。この計15分がくり返されていきます。せっかくの機会なので、2回目以降も見てみました。まわりが明るくても映像は見られますが、日の落ちた暗い方がより鮮やかに感じられます。また、幻想的な映像も素晴らしかったのですが、その美しさを引き立てていたのが音楽。本編映像に合わせて流されたドラマチックなピアノ協奏曲を手がけたのは佐藤はるひさん。ドイツで活躍したのち、現在では日本で活動されているそうです。

写真ではわかりづらいですが、プロジェクションマッピングによる噴水池を泳ぐ鯉(こちらはビル側から照射)。壁面マッピングは8月10日のみの実施となりましたが、こちらの水景マッピングは8月31日(時間は19時から22時)まで、連日行なわれます
会場には2台のキッチンカーがスタンバイ。こちらはビール店で、材料に完熟シークァーサーを使ったものなど、こだわりのビールを販売していました
こちらのキッチンカーではカレーをリゾットにしてカップで販売。ご飯ものはお皿や容器に盛られていると、立って映像を見ながらでは食べにくいもの。そこでこのようにカップに入れることで、容器を持ちやすく、食べやすくしているのこと。各地のイベント会場を回っているそうです

贅沢なひと時が楽しめる東京ガーデンテラス紀尾井町

本編は5分と言えども、なかなか見ごたえのあるプログラムでした。プロジェクションマッピングは今後、東京オリンピックなど、さまざまな場面で活用されそうな気がします。なお、会場になった東京ガーデンテラス紀尾井町は永田町駅直結でアクセスしやすく、オシャレなレストランや、雰囲気たっぷりのクラシックハウスで注目を集めている都心の新名所。ぜひ散策や食事を楽しみに訪れてみては?

東京ガーデンテラス紀尾井町、素敵です

関口真一郎