CDセールス1万枚フォロワー10万……ハードすぎるアーティスト募集が話題に! レーベル社長「朝起きたらブログアクセス500倍」

ネットで話題

[2018/10/6 10:00]

ハードル高すぎの音楽レーベルのデモ募集が炎上!?

個性派アーティストを擁することで知られる音楽レーベル・残響レコードの『デモ募集』の条件が「ハードすぎる」と話題に。あまりに高すぎるハードルのだったため現在は条件が変更されたようだが、当初提示されていた数字はかなり強烈なものだった。

その内容とは、
1、ワンマンライブを行った実績のある、もしくは行う予定の方(100名以上の動員される方)→現在は50名以上
2、YouTube再生回数100万回以上、1つのMusic Videoで再生されている方→現在は10万回
3、Twitterのフォロワー数10万人以上の方→現在は1万人以上の方
4、海外ツアーなどを3ヵ国以上でワンマン公演を行っている方→現在は1ヵ国
5、CDセールス1万枚以上の実績が店舗である方→現在は5000枚以上
6、上記と同等の実績があるとご自身でプレゼン可能な方

残響レコードオフィシャルホームページ

現在はさらに『デモ楽曲50曲以上ある方』という項目が追加されている。音楽業界のことをあまり知らない人にはピンとこないかもしれないが、どの項目もかなりきつい条件。CD不況と言われる現在において、CDセールス5,000枚以上あれば週間売り上げランキングの10位以内にランクインしてしまう。さすがにこの条件高すぎのアーティスト募集にネットは加熱し、残響レコード社長の河野氏は、10月4日の自身のブログで「朝起きたらブログアクセス500倍に!」と報告していた。

バンドマン社長、残響河野のブログ

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バンドで生き抜いてきたギタリスト社長

そもそも残響レコード社長の河野氏は、同レーベルの代表アーティストでもあるte'のギタリストKonoとして活動する現役ミュージシャン。te’は、孤高のインストゥルメンタルロックバンドとして10年以上のキャリアを誇り、多くのバンドマンたちに影響を与えてきた筋金入りの硬派バンド。河野氏はギタリストとしてだけでなくプロデューサーとしても活躍しており、その音楽的嗅覚によって9mm Parabellum Bullet、People in the boxなどを世に出したことでも知られている。現在の残響レコードに所属しているアーティストもそれぞれに確固たる個性を確立した高い音楽性を持つバンドばかり。そんな河野氏だけに、ただ高い条件を掲げるだけではなく、オンラインサロンを開設し、ギタリストとして、バンドマンとして、レーベル経営者として蓄えたノウハウを直接本人から聞くことができる機会も作っている。

そんな河野氏はブログで今回の応募条件に早く到達するコツもいくつか伝授している。なにより驚愕なのは、今回の条件でもデモが届いていると綴られていること……! いったいどんなサウンドを作り出すアーティストなのか、それが気になる!

耳マン編集部