打首獄門同好会、赤字覚悟の“無観客ライブ”開催に「神対応」「何て太っ腹な!」と歓喜の声

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[2020/2/26 18:16]

打首獄門同好会、採算を度外視した“無観客ライブ”の開催を宣言

ロックバンド・打首獄門同好会が2月26日に同バンドの公式Twitterを更新。新型コロナウイルスの流行にともない“無観客ライブ”の開催を発表したところ、「何て太っ腹な!」「すごい決断」と反響を呼んでいる。

打首獄門同好会 Twitter

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打首獄門同好会は、全国7か所をめぐる『獄至十五ファイナルワンマンツアー』の最終公演として2月29日に予定されていた、Zepp Tokyoでのライブを中止することを発表した。同時に、29日の18時よりインターネットの生配信で、だれでも無料で閲覧できる“無観客ライブ”を開催することを宣言。ただし公式Twitterでは「他バンドに同じような配信ライブを求めないようにしてください」と呼びかけ、「中止ってだけでも損失えげつないのに何百万か赤字が増えるやつです。やらないのが普通で、ウチがおかしいんです」と続けた。赤字覚悟でファンの期待になんとか応えようとする姿勢が素晴らしい……!

「神対応」「ファンになってよかった」と称賛続々

“無観客ライブ”の開催決定を受けて、Twitterの投稿には「泣いた…」「神対応」「さすが」「やっぱり凄い」「こんなの伝説になるに決まってるわ!」「すごい決断」「何て太っ腹な!」といったリプライが殺到。もともとライブチケットが入手できていなかったファンも多数いるらしく、無料配信については「投げ銭ありにして欲しい」「わたしお金払いたいです!」「なんか無料で見るの申し訳ない」などの声もあがっていた。また「今までよりも強い気持ちで応援させていただきます」「ファンになってよかった」「また絶対ライブ行きます」と、あらためて打首獄門同好会に惚れ直したリスナーも多いようだ。

3月には米国テキサス州オースティンで開催される世界最大級の音楽・映画・ITのカンファレンス&フェスティバル『SXSW』に出演し、さらに6都市をめぐる初の全米ツアーも予定している打首獄門同好会。新型コロナウイルスの影響で今後の公演が中止に陥ったとしても、彼らはきっとなにかを企ててくれるに違いないっ!