渋谷ライブハウスで新型コロナ感染者だとデマを流して参加したファンが現れ騒然に
デマツイートに会場は騒然
3月15日、新型コロナウイルスに感染したにも関わらず音楽イベントに参加しているとSNSで発言したユーザーが現れ、イベントが開催されていた会場が騒然となった。警察の調べで虚偽の発言だったことがわかり、ライブハウスやイベントに参加したグループが騒動に対して謝罪するとともに、該当者に対して刑事上の法的対応も辞さないとした。
15日、渋谷のライブハウスVUENOSではアイドルイベントが開催されていたが、あるTwitterユーザーが新型コロナウイルスの感染の疑いがあるにも関わらずイベントに参加しているといった旨のツイートを投稿。同ツイートは同氏が応援していると思われるアイドルグループなどに向けて発信されており、そのツイートがネット上で広まるとイベント会場は騒然となった。
「警察とともに事実確認をさせていただいた結果、完全なるデマだったことが判明致しました」
警察の調べで虚偽の発言だったことがわかったといい、VUENOSはTwitterにて「ご来場のお客様の中に、コロナウイルスに感染の疑いがある旨をSNSに書き込みされている方がいらっしゃいました。会場にてご本人を特定し警察とともに事実確認をさせていただいた結果、感染した形跡も無く、完全なるデマだったことが判明致しました」と説明。来場者や出演アーティストたちへの謝罪とともに「今後の感染拡大の状況を踏まえて、逐次適切な対策に努めてまいります」とした。
VUENOS Twitter本日、3月15日開催の『S-FES』に関してお知らせです。
— VUENOS_DAY (@VUENOS_DAY)March 15, 2020
皆さまお騒がせし申し訳ありませんでした。pic.twitter.com/dFdRXtIZTx
デマを流したユーザーがツイートを送っていたアイドルグループ・Revival:Iも騒動に対して謝罪をするとともに「渋谷警察による捜査の結果、該当お客様がSNSに投稿した事実は虚偽であることの裏付けがとれました」と改めて報告。さらに、「Revival:I運営としては、ことの重大性や該当お客様の行為が他のお客様や関係者様に与えた影響の大きさを鑑みると、該当お客様には刑事上の法的責任について全うしていただかざるを得ないという結論に至りました」と、刑事上の法的対応も辞さないという姿勢をみせている。
Revival:I Twitter本日の件について改めて運営から発表させていただきます。pic.twitter.com/zZXREMnerS
— Revival:I(リバイバルアイ) (@Revival_i_RME)March 15, 2020
新型コロナウイルスが世界中で猛威をふるい多くの人が不安を感じながら生活している。注目を集めたかったのかもしれないが、冗談ではまったく済まされることではないだろう。