絢香と三浦大知が楽曲『ねがいぼし(仮)』を共同制作……SNSを通じてメッセージを募集
絢香と三浦大知が楽曲に込めた思いをつづる
シンガーソングライターの絢香と、ダンサーで歌手の三浦大知が4月10日に揃ってInstagramを更新し、仮タイトルのコラボ楽曲『ねがいぼし』を公開。SNS上で募集したメッセージを基に歌詞を作ることを発表しており、大きな反響を呼んでいる。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、政府より緊急事態宣言が発令されるなど、外出自粛の動きが一層広まるなか、絢香は「みんなと一緒にこの有事を乗り越えていかなきゃならないなかで すこしでも思い出になる何かができたらと思ったんだ」と楽曲作りに至った経緯を説明。さらに「私にできるのは歌うことと作曲だから いつもの殻にこもって書く形じゃなく みんなと繋がりながら、意見ももらいながら、楽しんでもらいながら作業してみたらどうかなって」と続け、仮タイトルの楽曲『ねがいぼし』をピアノ演奏する動画を投稿した。また「私だけでは表現しきれないから 大知くんにも声をかけたよ」と、過去にコラボユニットを組んだことのある三浦に声をかけたことも明かしている。
一方の三浦も、ほぼ同じタイミングで自身のInstagramを更新し、「絢香ちゃんから届いた1曲のデモ メロディや絢香ちゃんの歌声に 今に対する想いが沢山詰まっていました」「この楽曲を一緒に歌わせてもらう事になりました」とアコースティックギターとボーカルで『ねがいぼし』のメロディーを奏でる動画を公開。ふたりは言葉や写真、動画など、表現方法を問わずハッシュタグ「#ねがいぼし」を通じてメッセージを募集し、それらを受け取ったうえで歌詞を書くことを表明した。
『うちで踊ろう』「#うたつなぎ」……SNS上で広がる音楽の輪
新型コロナウイルス感染拡大による不安が日ごとに募るなか、ふたりの提案はファンに大きな希望を与えたようだ。それぞれのInstagramには、「どんな曲が出来るか楽しみ」「私の中の『ねがいぼし』探してみます」「日常を取り戻すために皆で乗り越えましょう」「きっとみんなと素敵な曲ができる!」「いつか『こんな事もあったね』と笑い会える未来が訪れますように」といったコメントが続出。また「私は『守りたい』が思い浮かびました」「『希望(hope)』という単語を歌詞に入れて欲しいです」など、さっそく企画に参加するファンからのメッセージも相次いで寄せられている。
2018年にも楽曲『ハートアップ』でコラボレーションし、作詞・作曲を担当した絢香と三浦。今回の『ねがいぼし』はふたりだけでなく、さまざまな人の願いを受け取るかたちで作り上げられる。星野源による『うちで踊ろう』や多数のミュージシャンが参加しているハッシュタグ「#うたつなぎ」など、音楽の力でコロナ禍を乗り越えようとするムーブメントは、今後もさらに広がっていきそうだ。