NUMBER GIRLもaikoもBAD HOPも……新たなライブの形“ライブ・ストリーミング”をサンレコ最新号で徹底追及!!

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[2020/5/8 12:00]

ライブ自粛で注目を集める生配信を特集

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、コンサートや音楽フェスの延期、中止が相次ぎ、多くのアーティストがライブ配信へシフトしている。そういった状況を受け、4月25日発売の『サウンド&レコーディング・マガジン』2020年6月号では『ライブ・ストリーミングの現在と未来〜2020年に求められる音楽の届け方〜』と題した特集を掲載。サウンドクリエイターのための専門誌“サンレコ”ならではの切り口でライブ配信を深掘りしている。

『サウンド&レコーディング・マガジン』2020年6月号 表紙

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ワンランク上の配信を実現するメソッドが盛りだくさん!

特集内の『良質なライブ・ストリーミングのコツ』では、レコーディングから映像配信までを手掛けるstudioforestaのエンジニア・森田良紀氏が、高音質でライブ演奏を届けるための方法や必要な機材などを紹介。映像と音のズレを調整する方法や配信のための音作りなど必読な情報が盛りだくさんだ。YouTube LiveやLINE LIVEなど多岐にわたる配信プラットフォームを紹介するコーナーでは、それぞれの特徴が詳細に解説されており、自分にあったサービスを見つけるのに役立ちそうだ。そのほか、“新生音楽(シンライブ)”というライブ・ストリーミングを行ったシンガーソングライターの高野寛と原田郁子(クラムボン)、映像ディレクターの石原淳平氏が表現者の視点で現在のライブ配信について語り合う鼎談や、高音質配信で話題を呼んでいるリットーミュージック運営のスタジオ、御茶ノ水Rittor Baseの紹介も掲載されているので、ぜひチェックしてみてほしい。なお、表紙&巻頭インタビューにはTK from 凛として時雨が登場。SalyuやちゃんMARIらゲストミュージシャンのほか、お笑いタレント・又吉直樹も参加した4枚目のソロアルバム『彩脳』の制作、そして制作拠点となったプライベートスタジオStudio SAUNAの音響面におけるこだわりについて熱く語っているので、こちらもマストリードだ!

NUMBER GIRLらの無観客ライブが話題に

特集のイントロ部分でも語られているが、本来公演を行う予定だった会場から無観客ライブを生配信するという例も少なくない。その先駆け的な存在だったのが、向井秀徳率いる4ピースバンドNUMBER GIRLだ。昨年から続くツアーの追加公演として、3月1日にZepp Tokyoで行う予定だったライブをYouTubeで配信。無観客であることを忘れさせるほどエネルギッシュなパフォーマンスで、画面の向こうにいるオーディエンスを熱狂させた。向井が口にした「異常空間Z」というワードが一時Twitterでトレンド入りしたり、代表曲『OMOIDE IN MY HEAD』で俳優・森山未來が突然登場し踊り狂ったりと話題にこと欠かない特別な一夜だった。

その1週間後には、シンガーソングライターのaikoが同じくZepp Tokyoからライブ配信を行った。3月8日は本来ツアーの最終日だったが『Love Like Rock vol.9〜別枠ちゃん〜』と題し、全12曲の特別編成で無観客ライブを敢行。約13万人がリアルタイムで視聴したといい、代表曲『カブトムシ』から最新シングル『青空』まで幅広い視聴者層に合わせたセットリストを披露した。

そして、「楽しみにしてくれたみんなにどうしても届けたい」と3月1日に横浜アリーナから無観客ライブの模様を配信した8人組ヒップホップグループBAD HOPを忘れてはいけない。YouTubeにアップされた当日の映像を観てもわかるとおり、趣向を凝らした無観客ライブの費用は1億円にも上り、それをメンバー自身が負担することに。そこでクラウドファンディングサービスのCAMPFIREで出資を募り、78,846,522円を集めることに成功した。ライブ配信の収益方法に新生面を開いたと言っても過言ではないだろう。

なかなか収束の兆しが見えないなか、これからもライブ配信の需要は高まっていくことが予想される。外出自粛期間中の今だからこそ、サンレコを読んで配信に挑戦してみることをお勧めしたい! なお、サンレコはウェブサイトも4月30日にローンチ。先述した特集『ライブ・ストリーミングの現在と未来』の多くが無料で読めるほか、有料会員になると創刊からの全バックナンバーもすべてオンラインで閲覧できる。6月末まで初月100円+税のキャンペーンも実施中だ。

耳マン編集部