「ホントに今年?」「酷すぎます」愛知の音楽フェスで超密集&大声レスポンスの惨状……一部の出演者も謝罪

ネットで話題

[2021/8/30 15:42]

大型フェスでの“超密状態”や大声レスポンスに絶望する声続出

野外音楽フェス『NAMIMONOGATARI』が愛知県国際展示場で8月29日に開催された。ヒップホップやR&B系のアーティストが多数出演した同イベントだったが、観客のソーシャルディスタンスが守られていない“超密状態”や、来場者が大声で歌っている様子などがネット上で拡散され大きな話題となっている。

同イベントの公式サイトやTwitterアカウントでは新型コロナウイルスの感染予防対策についての注意書きが掲載されており、会場内でのマスク着用や会場内でのソーシャルディスタンスの徹底、公演中の歓声や声援で大声を出さないことなどが挙げられていた。しかし、先述のとおり大勢の観客が密集状態で大声を出しながらライブを楽しむ姿や、モッシュをする様子、マスクを着用していない多くの人たちの姿がネット上で拡散され、感染予防対策が取られていないといえる危険な状況での開催となってしまったことが明らかとなった。

出演者たちも謝罪「出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした」

同イベントの出演者であったラッパーのZeebraは自身のTwitterを更新し、今回のイベント参加について謝罪。「昨日のNAMIMONOGATARI、県のルールに則ってると聞いていたので出演しましがた、開けてみたら危険な状況でした」「出演すべきでは無かったという意見もごもっともだと思います」「国民の皆さんに多大なご心配とご迷惑をお掛けした事、ヒップホップシーンを牽引する立場として責任を感じてます。誠に申し訳ありませんでした」と綴った。さらに、同じくイベントに出演したラッパーのAK-69もホームページやSNSに「緊急事態宣言下での開催にあたり、来場されたお客様や出演者、スタッフの安全を考え、 HIP HOPシーンを牽引していく立場の人間として、自らは出演辞退、イベントの開催中止を主催者側へ提案すべきでした」「この度は多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」と陳謝のコメントを掲載した。

Zeebra Twitter
AK-69 Twitter

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同イベントに対してネットでは「流石にこれは酷すぎます」「ほんとに有り得ない」「悲しいし悔しい」「どう考えたって今やっちゃだめでしょ!」「ホントに今年?」「真面目にルール守ってイベントやライブ開催してきた人たちの苦労が全部水の泡」と非難や絶望の声が相次いでいる。

愛知県では8月27日から緊急事態宣言が発令されており、その後も1,000人を超える感染者数が報告されている。そんななか拡散された同イベントの様子は、同県で感染対策を続ける多くの人にとって非常にショッキングな内容となったことだろう。

耳マン編集部