ヒップホップ・ストリートカルチャーのマスターピース! あの伝説的映画の再上映が決&定

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[2022/7/12 10:01]

あの伝説的ヒップホップ映画の再上映が決定

ヒップホップやストリートカルチャーを題材とし、1982年に製作され、1983年に公開された映画『ワイルド・スタイル』が2022年に製作から40周年を迎える。これを記念して、9月2日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか、全国の映画館で随時上映されることが決定した。

(c) Pow Wow Productions, Ltd. All Rights Reserved

『ワイルド・スタイル』は約40年前の米ニューヨークにて産声をあげたばかりのヒップホップやストリートカルチャーを描いた伝説的な作品。ヒップホップ黎明期のリアルな空気感を体感できる歴史的な映画となっており、世界中で根強いファンを誇っている。まさに「マスターピース」といえる作品だ。

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監督からの貴重なコメント動画も!

そんななか、これから同作を鑑賞するオーディエンスに向けて、2022年で71歳となる同作の監督、チャーリー・エーハン氏からのコメント動画がYouTubeで公開された。ヒップホップという言葉も存在していなかった時代に、現在も脈々と受け継がれるカルチャーが産み出されたシーンの中にいた彼だからこそ語れる、貴重な“証言”となっている。ぜひチェックしていただきたい!

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チャーリー・エーハン監督 コメント

ヒップホップとは、最もダイレクトに人々の心を掴めるカルチャーなんだ。自分自身をオープンに表現することができ、また、大人ではなくキッズ/子どもたちによってつくられたものだった。企業の力でなく、レコードを売るためでもなく、洋服ブランドをプロモートするためでもない。それはキッズが自らを表現するために、グラフィティやダンス、そしてDJという手法を選びとったものなんだ。
その中で特にMCはとても重要だ。なぜなら、MCは80年代の若者の間でひとつの芸術の形を作った。「詩」の重要性を共有するきっかけになったんだ。まだ多くの人が気づいていないのだけれど、キッズたちはただ何も考えないでリリックを書いていたわけではない。
それが、若者たちの表現力や感受性、許容力を育て、進むべき道筋を知る上で、とても大事な役割を担った。だからヒップホップは今でも、とても重要とされているんだ。

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耳マン編集部