人間臭い部分も晒したベッキーの“マジ歌”がスゴかった! ゲス不倫騒動についても妄&想……

連載・コラム

[2017/9/5 11:30]

漫画家の鈴木詩子が芸能ニュースを考&察!(妄&想)

漫画家の鈴木詩子氏に気になる芸能ニュースを考察(妄想)してもらう同コラム。今回はバラエティ番組『ゴッドタン』のスペシャル内で披露されたタレントのベッキーによる“マジ歌”の感想を、思う存分綴っていただきました!

“マジ歌”でのベッキーの勇姿に勇気をもらった!

みなさん、観ましたか? 先日放送された『ゴッドタン 最初でたぶん最後のゴールデンスペシャル』。同番組の人気企画『芸人マジ歌選手権・マジラブソング歌謡祭』に出演したベッキーさんの勇姿を!

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ベッキーさんは、おぎやはぎの小木博明さんとのユニット“オギッキー”として登場し、デュエットソング『愛されたい』を歌ったんです。ふたりが披露したマジ歌は、ストーリー仕立てになっている楽曲でした。歯に衣着せぬ発言がたびたび炎上し、自称「好感度が低い」小木さんが、「いろんな人に愛されたい」そして「好感度を上げたい」と悩んでいるんです。そして、誰かに相談をしようと電話をかけるんですね。すると……サプライズ的にベッキーさんが登場!

小木さんの「どうしたら好感度って上がるのかな?」という質問に対し、ベッキーさんは非常に申し訳なさそうに「小木さんは大事なことを忘れているよ」と諭します。そして、「私、今……そんなに高くないよ」と衝撃的な(!?)決め台詞をブッコむのです!

(画:鈴木詩子)

その後、ベッキーさんは昔とポジションが変わって好感度が高くないしなんなら打たれ強くもない、それでも人間は生きていくしみんなに愛されたい……という内容をノリノリで歌い上げるのです。それが、なんだかとても吹っ切れた感じで、彼女の晴れやかな笑顔がめちゃくちゃ可愛かったんですよね。そしてところどころに入る小木さんの「好感度!」という合いの手に、ベッキーさんを応援する気持ちや優しさを感じてジーンとしてしまいました。

これは私の勝手な妄想なのですが、ベッキーさんは、例のゲスの極み乙女。の川谷絵音さんが初めての恋人だったんじゃないかな?と。彼女は真面目すぎるが故に、一世一代の恋にのめり込んでしまったんじゃないかと思うんです。

その後、芸能活動休止を経たベッキーさんが歌う姿からは、人生どこかで失敗してしまってもその事実を受け入れて生きていくしかないよね、という思いが伝わってきたんですよね。

人生経験を積み、人間臭い部分も晒してしまったベッキーさんは、これからさらに歌に深みが出てくると思いますし、演歌歌手になるのもいいかもしれませんね。とにかく、例の騒動を乗り越えて、明るくネタにしているベッキーさんに私は勇気をもらいました。 あぁ、これからのベッキーさんの動向も楽しみですね!

あと、本当に余計なお世話なんですが……ベッキーさんには年上の包容力のある男性とお付き合いしてほしいです(笑)!

[鈴木詩子]