関ジャニ∞の『関ジャム 完全燃SHOW』、オープニングで使用されているあの曲はなに?

連載・コラム

[2015/11/10 13:57]

 ジャニーズグループ、関ジャニ∞のニューアルバム『関ジャニ∞の元気が出るCD』が11月11日にリリースされる。同アルバムは、ドラマ主題歌にも起用された『言ったじゃないか』『がむしゃら行進曲』『強く 強く 強く』や、映画『クローバー』主題歌の『CloveR』、『オロナミンC』CMソングの『前向きスクリーム!』などのタイアップソングのほか、バンドシーンでも話題となりそうなOKAMOTO'Sによる『勝手に仕上がれ』など全15曲を収録する。

 そんな関ジャニ∞は、メンバーによるライブ時のバンド演奏が魅力だ。彼らが楽器を演奏する姿は、冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』でも観ることができる。時に指を震わせたりしながら真剣に演奏する姿は好印象で、楽器を嗜む人が観ても楽しめる番組となっている。

『関ジャム 完全燃SHOW』Twitter

 ところで、同番組のオープニングで使用されているナンバーが誰の曲なのかご存じだろうか? ウキウキなホーンセクションが印象的なあの曲だ。これはソウル/R&Bシーンのレジェンド、カーティス・メイフィールドの代表曲『ムーヴ・オン・アップ』(1970年)。その曲をイギリスのロックバンド、ザ・ジャムがカバーして1982年に発表したもの。ザ・ジャムのバージョンは原曲よりもテンポが速くアグレッシブな演奏となっており、この曲の疾走感がこれから始まる関ジャニ∞の軽快なトーク、そして熱のこもった演奏を盛り上げていると言えるのではないだろうか。関ジャムとザ・ジャムをかけているっぽいところもセンスが光る。

『ムーヴ・オン・アップ』を収録するカーティス・メイフィールド『カーティス』
同曲収録のザ・ジャム『Extras 』

 カーティス・メイフィールド(ザ・ジャムもだが)はさまざまなアーティストに影響を与えており、例えばSuperflyのユニット名はカーティス・メイフィールドの曲名に由来している。同番組で関ジャニ∞が真剣に音楽に向き合う姿を観て、もっといろいろな音楽について知りたくなった人は、カーティス・メイフィールドやザ・ジャムの楽曲も聴いてみてはいかがだろう。

[耳マン編集部]