外国人のハートを確実に射止められる手土産を発見したの巻
手土産どうしよう問題
外タレさんの取材を盛り上げたいときにめちゃくちゃ効果的なのが“和っぽいお土産”を持って行く作戦。おせんべいだったり、浴衣だったり、うちわだったり、とにかく和っぽいものを思っていけば彼らは簡単に「ワンダフォーーーー!!」となり、現場も盛り上がって取材がうまくいく(も……盛ってませんよ)。これは別に僕らのようなマスコミ系の人間に限らず、お仕事で外国の方と接する人や、留学でホームステイをするような人も同じだろう。とにかく和っぽい手土産のパワーはすごい。めちゃくちゃ盛り上がるアイテムなのだ。
めっちゃ葛飾北斎なお店がある
そんななか、先日テレビ番組『有吉くんの正直さんぽ』で紹介された両国の米菓店『東あられ本鋪』が“めちゃくちゃ葛飾北斎だ”と話題になった。葛飾北斎と言えば、アメリカの雑誌『LIFE』の“この1000年で重要な功績を残した世界の人物100人”で唯一ランクイン(86位)した日本人。ワールドワイドに活躍していきたい我々も、そんな葛飾北斎があふれ出す最強の手土産を求めてぶらりとお店に向かってみた。
1910年からあるらしい
この東あられ本舗は1910年創業の伝統ある米菓店。世界的絵師・葛飾北斎の生誕地である北斎通りに店を構えていることから、葛飾北斎にちなんだ商品を多数ラインナップしているとのこと。11月22日にはすぐ近くに『すみだ北斎美術館』もオープンするし、ますます人気のお店になる予感。
北斎のお・か・き
いろいろ迷ったけど、7月に発売されたばかりだという『北斎おかき』4個入りをゲットだ。値段は1,320円。葛飾北斎による代表的浮世絵『富嶽三十六景』の『御厩川岸より両国橋夕陽見』をパッケージに使用している粋なアイテム。お店の方になぜこの画を採用したのか聞いてみたところ、「両国のシンボルである隅田川が描かれていること、そして同画は『富嶽三十六景』のなかでも最も叙情的で、同社の色合いにぴったりだったので」と説明してくれた。
さっそく渡してみよう!
いやぁ、これはどんな海外ミュージシャンだって俳優だって喜ぶだろ。だって世界の葛飾北斎っすよ! 柚子ざらめ筆頭に味も最高っすよ! 彼らの喜ぶ顔が目に浮かぶぜぇ!!! ってヤバい……。近々では外タレさんの取材ないじゃん……。なにしてんのよぉ……。もっとビヨンセとかジョニデとか追いかけろよ耳マン……。ってことで、社内で最も外国人っぽい人に渡してみました。
間違いない手土産だということ
最後はちょっとふざけてしまったけど、パッケージにも味にも和を詰め込みまくったこの『北斎おかき』は、間違いなく外国の方に喜んでもらえる手土産に違いない。実際、先述の外国人風スタッフは「来週、外国人アーティストの取材があるから持っていくわ」と嬉しそうに受け取ってくれた。ファッションアイコン・きゃりーぱみゅぱみゅが浮世絵ネイルを公開していたり、近年では若い女子たちのあいだでも新鮮に浮世絵が受け入れられている様子。オシャレに敏感な女子にプレゼントをしてみるのもアリかもしれない。気になったらぜひお散歩がてらお店に寄ってみてはいかがだろう。『すみだ北斎美術館』のオープンも楽しみです!