わたしも今日からフェンダー女子!? フェンダーギターの展示イベントでロックを感じてきた
男性のギターとスーツは3割増し、ですよね。
今回は、ららぽーと立川立飛の3Fにある宮地楽器さんでギターのデモンストレーションイベントが開催されるということなので突撃してみました! 三連休の中日(10月8日)ということもあり、ららぽーとはフードコートが満席になるほどの大賑わいでございます。
さて、この赤いロゴを見たことがある方は多いのでは? ギターだけでなく、ベースやアンプも多数取り揃えているフェンダー社。世界的なシェア、歴史、知名度を誇るブランドです! 今回のデモンストレーションイベントは、そんなフェンダー製品の展示会の一環。会場には6万円ほどのお手軽なものから、30万円ほどの本格モデルまで、フェンダー製品がズラリと展示されていました。
突撃質問!
デモンストレーションの前に、会場にいらっしゃった担当者さんに突撃してみました。
——ロック初心者の女子におすすめのモデルはありますか!?
「このMUSTANG 90はおすすめです。通常のモデルよりもやや小さめなので、手の小さい方や女性も弾きやすいと思いますよ」
パッと見、大きさに違いがあるのか見抜きにくいですが、確かに他のギターと比べて少々小さめです。ちょっとの大きさの違いでだいぶ弾きやすさが変わりますので(筆者無駄にアコギ歴12年)、重要なポイントですね! しかもこれは真っ白なデザインで可愛い♪
「お値段は64,152円。初心者で、これからエレキを始めたいという方にぴったりだと思います」
逆に、中級女子におすすめのモデルは?
いや、エレキなんてとっくにやってるよ!って女子にはこちら。
会場に入った ときから気になってました! ピンクの可愛いギター!
「こちらはJapan Exclusive Classic 69 Telecaster Red Paisleyです。やはりデザインが可愛いので、ぜひ女性に持ってもらいたいですね。モデル名どおり日本製ですので、クオリティはとても高いです。お値段は104,000円です」
これは男性が使ってもライブハウスでモテること間違いなし! 中級モデルとのことですが、お値段もお手頃ですね。
いよいよデモンストレーション演奏!
定員50人の席がほぼ満席の中、デモンストレーション演奏が始まりました。演奏者はケリー・サイモンさん。多くのギタリストに愛されている教則本『超絶ギタリスト養成ギプス』の著者でもある、スーパーギタリストさんなのです!
か、かっこいい!!!!!
演奏の合間に、自身のギターの説明もしてくれます。お客さんたちの聞く姿勢にも熱が入ります……!
ケリーさんが使っているギターはヘッド(一番先端の部分)が逆向きになっているのがおわかりでしょうか!? 弦を巻くところが地面側にあります。こんなギターもあるんですねぇ……。氏もこの愛器について「粘りがあって良い」とノリノリで解説してくれました。右手の動き(=ピッキング)が素晴らしい!
この日は4本のギターの演奏がありましたが、中でも一番気になったのがこちらのギター。木の温もりがあって、見た目もいいですよね。
さきほどのギターに比べ、音が深く甘みがあるのがわかります(筆者無駄にアコギ歴12年)。ネックが薄いようなので、これこそロック女子におすすめかも!
「うまく弾けないときこそギターを優しく扱うこと」
そんなケリーさんから、ギター初心者の皆さんへ有難いアドバイスをいただきました。
「うまく弾けないとき、ギターのせいにするのって、結構あるあるだと思う。けど、そういうときこそギターを優しく扱うこと。そうしないと、ギターもすねちゃうから」
な、なんと深イイお言葉!!!
うまく弾けないのはこのギターのせいだ、こいつ音が悪いしコード押さえ辛いし……と筆者もギターを馬鹿にしたことがあります。今さらだけど謝るよ。ごめんね。
優しいケリーさん
演奏に感激したあとは、物販コーナーへ。
CDやDVD、教本などたくさんのラインナップ。
ひとりひとりに対し、サインや記念撮影などのファンサービスを欠かさないケリーさん。ロックな見た目に反して、とても優しく気さくなお方です……。
実は演奏前、会場前の廊下でふらふらしていた筆者にもケリーさんが声をかけてくれたんです。
「耳マン!!!」
そうです、耳マンです!
「今日はよろしく。変な写真だけは撮らないでね」とにっこり。お茶目……。一瞬でファンになってしまいました♡
そんなケリーさんは各地でセミナーを開催しているようですので、みなさんも会場に足を運び、ぜひロックを感じてみませんか? 今日から私もフェンダー女子になりそうです。