サウナーで睡眠オタク!? 大注目のイケメンレスラー上野勇希に“ととのう”コツや疲労回復方法を教えてもらった♡

特集・インタビュー

[2023/7/12 12:00]

大注目のイケメンレスラー・上野勇希の魅力に迫る♡

個性豊かなプロレスラーたちが繰り広げるエンターテインメント色の強い試合で、多くの人を魅了するDDTプロレスリング。同団体の上野勇希は、身体能力の高さがうかがえる華麗なファイトはもちろん、甘いマスクや鋼のボディを武器に新世代のイケメンレスラーとして人気を呼んでいます。そんな彼はサウナ好きが集う同団体のユニットThe37KAMIINA(サウナカミーナ)に所属し、バラエティ番組『マツコの知らない世界』の『サウナ旅の世界』特集に出演したり、俳優としてNHK Eテレの教育番組『天才てれびくん』にレギュラー出演したりと、リング外でも活躍中。今回はそんな大注目の上野選手のパーソナルな魅力を探るべく、サウナのことやプロレスのこと、アスリートとしての疲労回復方法までバラエティに富んだトピックをおうかがいしました!

上野勇希。キレイめカジュアルな私服姿がさわやか! 取材現場に現れた瞬間、清涼感あふれる風が吹きました……
リーバイスのシャツの左肩にはアルパカさんがいました。かわちい♡

ととのう瞬間は「とにかく力が抜けてます」

――最近は巷でサウナブームが巻き起こっていて、興味がありつつもどうやって入ったらいいのかわからない人もいると思います。そんな人に向けて、サウナフリークの上野選手によるサウナルーティーンを教えてください!

僕の場合はサウナに入る前からすでにルーティーンが始まっていて、事前に水分補給をしておきます。先に水を飲んでおくことで、身体から汗が排出されやすくなるんです。そして浴室に入ったら、綺麗に全身を洗います。サウナ室は匂いもこもりやすいので、丁寧に! サウナ用語では“清める”って言うんですけど、まずは身体を清める。そしたら僕はすぐにでもサウナに入りたいので、サウナ室に直行しまして、施設によって若干変動はありますが、6分入ります。シャワーで汗を流したら、水風呂に30秒から1分ほど浸かり、休憩。このときが1番力が抜けてホワホワしてくるんですけど、夢心地から急に現実に引き戻される瞬間があるんですよ。それが僕の場合は大体5分で、現実に戻ったら、またサウナに入る。サウナ、水風呂、休憩で1セットとして数えて、大体3セット行います。

上野選手のお気に入りサウナグッズはサウナハット、サウナポンチョ、スマートウォッチだそう。「今日はお気に入りのサウナグッズを持参しました! スマートウォッチはタイマー機能がついているので、時間を管理するのに便利ですね。とはいえ、基本的には何も持たずに気軽に手ぶらで行くのが1番だと思ってます!」
サウナハットはニューエラのもの。「サウナハットをかぶっていると、頭が熱くなりすぎないので長く入っていられます。熱による髪のダメージが気になる方にもおすすめ。ワンポイントのロゴが可愛いので、かぶっていてモチベーションが上がります!」
サウナポンチョは東京・鶯谷の老舗施設『サウナセンター』のもの。「サウナポンチョは冬の外気浴で着ると、風が吹いたときに、風に抱かれているような、包まれるような気持ち良さを味わえるんです。冬のサウナポンチョ、ヤバいっすよ!」

――基本は3セットなんですね。

身体の状態によって、もっと入りたくなったり、2セットで済んだりとかもすることもあるんですけど、基本的にはサウナ6分、水風呂1分、外気浴5分を3セットですね。で、ここからが僕のこだわりなんですが、3セット目の休憩のあとに、41〜42度くらいの熱いお風呂で足湯をするんです。これによってもう一段階、気持ち良さがドドドーッて押し寄せてきます。一気に血が巡るような感じで、ちょっと鳥肌が立つくらいビビッとくるんですよね。3セット後の足湯が1番気持ちいい! これは僕、みんなにおすすめしたいです!

――“ととのう”(※)瞬間って人それぞれいろんな感覚があると思うのですが、上野選手はどんな感じですか?
(※サウナと水風呂の交互浴と外気浴<休憩>のあとに得られる快感のこと)

とにかく力が抜けてます。口が開いていたり、自分が意図してない姿勢になってるのが、「ととのってたなぁ」と思う感覚ですね。 あの、“ととのう”って言葉が、サウナ好きとしてはあまりにもぴったりくる一方で、ちょっと言葉が強すぎると思うんですよ。サウナ好きじゃない人からしたら、「“ととのう”って何?」って怯えちゃうと思うんですけど、噛み砕いて言えば、とにかく“気持ち良くて力が抜ける”感じだと思います。

――プロレスラーの方は普段から肉体的な負担が大きいと思いますが、どんな状態でサウナに入ったときが1番気持ち良く感じますか?

僕たちは北海道から熊本まで、バスで移動しながら日本各地を巡業で回るんですが、長距離移動ののちに試合をしたあとが1番力が抜けますね。バス移動で足に血が溜まって、試合で特に首や背中にダメージを受けて、その状態でサウナに入ることで全身の血の巡りを感じます。あとは、脳みそを使ったときもすごくおすすめです。僕の場合だと演技のお仕事でセリフを覚えたり、書きもののお仕事を終えたあとも、 リフレッシュ具合がすさまじいです。なので、デスクワークなど頭を使うお仕事の方にも良いと思いますよ。サウナって気持ち良いんですけど、熱いのと冷たいのを繰り返すから、肉体的には実は結構負担が強くて、疲れるんですよね。だから、サウナのあとは血流が良くなると同時に身体がグッと疲労して、それによって睡眠の質が上がって、翌朝に疲れがすっきり取れるんです。睡眠をとるところまでが、疲労回復としてはすごく重要だと思います。

“ととのう”瞬間を表情で再現していただきました。さすがの演技力!

睡眠の質にこだわりすぎるあまり“カフェイン警察”に!?

――ほかにも疲労回復のために意識したり、気をつけていることはありますか?

僕、外出時はコンタクトで、自宅ではメガネをかけているんですけど、最近ブルーライトカットのメガネに替えたんです。まだ1週間くらいしか使ってないんですけど、めちゃくちゃよく眠れるんですよ! ちょっと衝撃的なぐらい。結構びっくりしてます。

―ーそんなに変わったんですか?

もともと睡眠の質にすごくこだわっていて、いろいろ試してるんですけど、このブルーライトカットメガネは、自分のなかで革命的でしたね。ブルーライトは覚醒作用があるとか、寝る前はスマホを触らないほうがいいとかよく聞きますけど、現実的には厳しくて。プロレスもそうだし、演技もそうだし、映像を観て学ぶことっていうのがすごく多いので、つい寝る直前までスマホを触ってしまうんですよね。でも、ブルーライトカットのメガネかけた途端、めっちゃ眠れるようになりました。それと同時に気づいたんですけど、サウナに入るとリラックスして落ち着くのは、 ブルーライトから離れているからっていう要素もあるんじゃないかっていう。

――サウナではスマホを見ることができないですもんね。

それにサウナ室にテレビがあったとしても、ガラスの先にあって、水蒸気もあって、画面からすごい離れてるんですよね。だから、液晶を間近で見ることから約1時間から2時間弱開放されて、それによって落ち着くのもあるのかなと。思い返してみると、試合のあとって結構眠れないことが多くて、それって興奮してるからだと思ってたんですよ。でも、試合の日は、終わった直後に配信された映像などを観て、振り返っていることが多いことに気づいたんです。もちろん1日激しく動いてアドレナリンみたいなものが出てるのも影響してるとは思うんですけど、むしろブルーライトが原因なんじゃないかと。ブルーライトカットメガネはまだ使い始めたばかりなので紹介するには熟練度が足りないんですけど(笑)、かなり衝撃的ですね。

――睡眠の質を上げるために、ほかにはどんなことに気をつけているんですか?

枕はオーダーメイドですし、冬でも靴下を履かないでゆったりした服で寝ます。夏はずっとノーパン、ステテコ。できるだけ緩くてリラックスできる格好がいいかなと思ってます。あとは、特に夏はエアコンも恐れずにつけるのと、部屋を真っ暗にすることですかね。目覚ましは大きな音だとビックリしてしまうので、アラームをかけるんじゃなくて、シーリングライトで目覚めたい時間に光がつくようにしてます。そこで体内時計を調整するような感じのイメージで。これにしてから目覚めはすごくいいです。

――身体の負担をより少なくするための努力に、余念がないんですね。

身体について調べたり実践することは好きですし、どれだけトレーニングをがんばっても練習をしても、睡眠と食事がきちんとしていないと回復しないと思うので、すごく意識してます。ほかには、カフェインを午後2時以降は絶対摂らないって決めてて。カフェインの摂る量や時間を調節してから、睡眠の質がぐっと上がったんです。なので最近は“カフェイン警察”として、まわりの選手やスタッフさんにも注意してます(笑)。相手が社長でも副社長でもお構いなしで、夕方以降にカフェインを摂取してる人には口うるさく「(力強く)やめてください、睡眠の質が低下するし意味ないですよ」って!

食事にも気を遣っている上野選手ですが、サウナ後に飲食すると美味しいものは「豚キムチと麦茶」だそう。「サウナ後はミネラルが抜けているので、辛いものと塩味が欲しくなっちゃいます。豚キムチは最〜っ高に美味いです! 麦茶はノンカフェインなのもいいですね!」

DDTのプロレスは“おもちゃ箱で宝箱”

ほぼ毎日、部位別にトレーニングを行なっているというだけあり、均整の取れた筋肉隆々の肉体は目を見張るものがあります……カッコイイィィィ!!

――プロレスのお話も聞かせてください。上野選手がアピールしたいDDTプロレスリングの試合の魅力は?

1回の興行で楽しめるっていうのが、DDTの1番好きなところです。 プロレスってもちろん痛いし、観る人によっては怖いし激しいと思われると思うんですけど、DDTは楽しいし、笑っちゃうし、ドキドキしちゃうプロレスなんです。変な奴もいっぱいいるし(笑)。本当におもちゃ箱で宝箱で、いろんなものが全部詰まっているのがすごく魅力的だと思います。選手みんながこのDDTを楽しんでいて、DDTを好きっていうのが、自分が試合をしていても観ていても、「あぁ〜、やっぱりこの団体っていいなぁ」って思うところですね。

か、肩に何か入ってるんでしょうか……

――上野選手の試合を初めて観る人には、どんなところに注目してほしいですか?

最近は特に、タイトル戦線に絡んだ激しい試合が多いので、DDTのバラエティ要素・楽しみ要素とはまたちょっと違う雰囲気のプロレスをすることが多いです。なので、痛いし苦しい部分もあるんですけど、それすらも僕は全力で楽しんでます。僕自身の楽しんでる姿を観て、みなさんにも一緒に楽しんでもらえたらなって思います。応援しがいがあると思いますよ! ハハハ(笑)!

――推しがいのある選手ということですね!?

やっぱり1番プロレスを楽しんでるんでね。観ている方も一緒になって闘ってるような気持ちになってもらえると思います。

上野選手自身が思うチャームポイント筋肉は「背中」。左肩の傷は、パイプ椅子で殴られた際のものだそうです

――上野選手の今後の目標や、挑戦したいことは?

リング上では、KO-D無差別級王座というDDTの1番歴史の長いベルトを取って、DDTを背負うことが1番の目標です。 そのために今僕はいろんなところでプロレス以外のお仕事もたくさんしてますし、いろんな人に試合を観に来てもらいたいと思っています。DDTはおもちゃ箱ですから、僕をきっかけに観たとしても、もっともっと楽しいレスラーが見つかると思うし、その 1番の顔が僕になればいいと思って試合をしています。そのなかでの明確な目標が、どの大会も超満員にすること。やっぱりプロレスって、レスラーが全力で試合をして、観に来てくれた人が全力で盛り上がって楽しんでくれるのが魅力だと思っていて。リング上の熱が、会場の端まで逃げることなくお客さんに伝わるんですよね。だから、お客さんに楽しんでもらうためにも、超満員にしたい。そのためにはリング外でもいろいろなことに挑戦して、すべてをプロレスに繋げていき、DDTをガッと盛り上げたいです!

多面的な魅力あふれる上野選手の、リング内外の活躍から目が離せません!!

上野勇希 プロフィール

1995年9月1日生まれ、大阪府出身。2016年10月にDDTプロレスリングのプロレスラーとしてデビューし、現在はユニットThe37KAMIINAに所属。同ユニットの竹下幸之介とは高校の同級生でもある。中学では陸上、高校では器械体操をやっていたこともあり、俊敏な動きやダイナミックな技を得意とする。俳優としても活躍し、2023年4月よりNHK Eテレの教育番組『天才てれびくん』にレギュラー出演中。

DDTプロレスリング 大会情報

『WRESTLE PETER PAN 2023』
日時:2023年7月23日(日)  開場12:30 開始14:00
会場:東京・両国国技館(東京都墨田区横網1丁目3‐28)
アクセス:両国駅西口下車徒歩2分、都営両国駅A3出口下車徒歩5分
詳細は<こちら>

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