【中古楽器を漁る旅】宮城マリオの『中古沼ジャンク沼』〜ハードオフ多摩ニュータウン店編〜
リアルな楽器も大好きー!なエアギタリスト宮城マリオが全国の中古楽器店を巡る新連載でございます
ジャンクコーナーがめちゃくちゃ充実してる!
世間一般にあるチェーン店フランチャイズ店は、基本的にどこへ行ってもだいたい同じようなものを買うことができるのが当たり前で、それが強みと言いますか、お客様はそれを求めてお店へ来るのだと思います。それはそれでとても素晴らしいスタイル。世の中にはどんなことにも例外がありまして、そんな例外に出会うととても嬉しくなってしまう性格の僕が好きなのはハードオフ。リユースショップという形態だからということもありますが、どこの店舗へ行っても新しい楽器・音楽機材との出会いしかないハードオフ。今日は果たしてどんなものと出会えるのでしょうか。
さっそくジャンクコーナーへ。ギターがいっぱい!
黒いPJタイプはESP、その隣の白いジャズベースタイプはフレッシャー。いきなりそそられるものがあるぞ。
あら、素敵な電気ピアノ。
あら、素敵なキーボード。
あら、素敵なエレクトーン。気になるキーボードがこんなにあるなんて。ジャンクだから買って帰れるんだけど住空間問題がなー。
こんな懐かしのPCが! 初代iMac! インテリアとして欲しい。
タイプライターだ! これは買って帰ろうかどうしようか、最後まで悩みました。このタイプライターを楽器として使う、その名も『タイプライター』という曲があります。『トランペット吹きの休日』などで有名なルロイ・アンダーソンという作曲家の曲です。YouTubeなどでいろんな演奏が聴けるので、興味ある人は観てみてください。
興奮のままギターコーナーへ!
このお店のジャンクコーナーやばいなー、と興奮しながらギターコーナーへ。
ギターもいっぱいあるぞ。
廉価版のヌーノ・ベッテンコートモデル! このくらいの価格だと気軽に買えちゃうから買っちゃうか。
グヤトーンのストラトタイプ! たまに見かける、出会うと嬉しいギター!
革のピックガードがかっこいいヤマハのアコギ! 以前の所有者がオリジナルで作ったのかな?
アンプ内蔵のエレアコ! これもレアだなー。
エフェクター棚のなかにはトーキングモジュレーターが。いつかそのうち使ってみたいと憧れてるやつ。
ギター用のエフェクターを普通のマイクで使えるようにするための、VOCUのマジックマイクルームが3台も! これあると便利なやつ。
アクセサリーも充実。アクセサリーコーナー見るたびに、近所にあると嬉しいお店だよなと思います。
レコードコーナーも熱い!
そして! 今回一番グッときたものだらけだったのが、レコードコーナー。
レコードの視聴コーナーがあるんです。レコードの視聴ができるだなんて!
この8インチレコード! ザ・昭和!
寺内タケシとバニーズの『レッツゴー運命』!
わー! 伝説のジャパニーズハードコアバンド、リップクリームまで! 店長さんにお話を聞いたところ、店舗の特色づくりの一環でレコードに力を入れているとのこと。レコードの買取をがんばってアピールしているので持ち込みが多いそうです。
取材にうかがった日には、こんな激レアなものも。ファミリー・コンピューター以前の任天堂のゲーム機、その名も『カラーテレビゲーム15』。ウィキペディアにも載っている、文化財な逸品。
店長さんによると、他の店舗と比べて古いものが集まってくる土地柄だそうです。ハードオフ多摩ニュータウン店は、楽器はもちろん、それ以外にもあれこれ気になる逸品が集まるヤバいお店でした。
ハードオフ 多摩ニュータウン店
住所:〒192-0363 東京都八王子市別所2丁目37-2
営業時間:10:15 ~ 19:30
定休日:年中無休
駐車場:80台
TEL:042-682-3364