竹下幸之介(DDTプロレスリング)の『ニシナリライオット』第9回:「初DDT観戦!三四郎選手も良かったです!」

連載・コラム

[2019/5/24 12:05]

DDTプロレスリングの未来を担う若き逸材・竹下幸之介がつづる、地元・西成のお話!


甲本ヒロトカットの竹下少年(7)


2007年01月05日

暇で、平凡で、ストレスがたまる一日だった143話

気分転換に、マンガ喫茶に行きました♪( ̄▽ ̄)ノ
新日の東京ドームの事とか、プロレス情報を見たあと、フォークソングを色々聴きながら、週ゴン週プロを読みあさり、この時フリードリンクだった事に気付き、慌ててアイスコーヒーを飲もうとした時、本当にちょっとだけ、ガムシロップが指についてしまい、ベタベタは嫌なので、手を洗うのですが、タオルがないため、しばらくじっ〜としてました(* ̄O ̄)ノ


過去を振り返るなとはよく言いますけど、過去を振り返るのはおもに男性らしいですね。例えばあなたに彼女ができたとして、そのお相手はもちろんバージンではありません。そうなるとせっかく猛アタックして付き合えたにも関わらず、急に前の男が気になってくるのが男の性(さが)なんですわ。

対して女性は、ほぼほぼ前の恋人の記憶なんて消し去ってるものですから必然的にすれ違いは起こり、喧嘩になって結局過去が原因で別れてしまう。大切なのは現在であり未来なのに。

などと前置きはここまでにして、今回も恥ずかしげもなく過去を振り返っていくわけなんですが、いつものとおり昔のブログを読み返していて、この日の記事にビビビッときてしまったんですよ。

一見何かが突出したわけでもない、マンガ喫茶に行ったことが綴られただけの日記。でも何かおかしい。おかしいでしょ。OKASIIDESUYO.

「しばらくじっ〜としてました」で終わっていますが、実はじっ〜としてただけじゃないんです。ブログを読めばあのときのことがこんなに思い出せるんですね……。

過去の自分に言ってやりたい。

何にも恥ずかしいことちゃうぞ!

もっと堂々としてええんや!

フライデーの袋とじヌードで生まれて初めて母と祖母以外の女性の裸を見たと言わんかい!

その勢いでずっと気になってた『ふたりエッチ』もこっそり読んでしまいましたって白状せんかい!

私の性の目覚めは何を隠そう、蝶野正洋と東京ドームで死闘を繰り広げSTFをかけられているジョニー・ローラを観たときだった。その後、WWEのディーバ(特にトリッシュ・ストラタス)で完全に興奮しっぱなしだった。

故に思っていた。

「俺は異常なんや」

男性なら誰もが経験することだと思うんですけど、この時期の性への目覚めはマジでビビる。自分だけ異常なんじゃないかという不安にかられながらも誰にも相談できず。しまいには毎日男性器が北緯を差し示すので異常であることが確信に変わり、乳首にできたシコリで不安は絶望へと変わる。

よっぽど怖かったからか、乳首のシコリを親に相談したときのことは今でも覚えている。お父さんの休みの日に回転寿司に行った。レーンを流れるタコを取り食べようとしたときに吸盤を見て

「俺の乳首もタコのきゅうばんみたいになるんやろか……」

と想像するとおぞましくなり、泣く泣く相談しました。23歳にもなると、数々の下ネタが口から出るし山ほど耳にします。だけど小学校高学年の男子はその辺のことが、ある意味女性よりもデリケートなんじゃないでしょうか。まだ性教育も受けていないから誰から教わるわけでもないし、朝起きてパンツがベタベタしていようものなら、それを悟られないように怯えながらこっそりお風呂場に行き、何にも悪いことはしてないのにまるで犯罪者になったかのように心臓をドキドキさせながらゴシゴシするんです。

そんな生きた心地がしない数ヵ月を男性なら誰もが通ったことあるはず。それがまさにこの時期なわけで。

西成というより長々と自分の話ばかりすいません。でもそんなギリギリのメンタリティーだった、こうのすけくん(11)が一生懸命書き残してくれたブログなんで幸之介(23)はしっかり伝えていかないといけないぞと使命感を感じた次第であります。


初めてDDTを観に行ったときのアメリカンバルーン選手


2007年01月08日

147話『DDT 最高〜』

初DDT観戦記です!!

第1試合 中澤マイケル VS アメリカンバルーン

この、試合はアメリカンバルーン選手日本最終試合でした(* ̄O ̄)ノ最後は、おっぱいグリーから、バルーンサルトプレスで、バルーン選手が日本最終戦を勝利で飾りました!!

第2試合 泉州力、ブルーアーマーTAKUYA、塩田英樹 VS カブキキッド、マッスル坂井、ゴージャス松野

泉州選手は、小力の倍は似てますね(笑)ゴージャス選手は、最高です!!
最後は、塩田選手の掌打を切り返して、ゴージャスキドクラッチで、ゴージャス選手が塩田選手に勝利しましたヾ(・ε・。)

第3試合 ポイズン澤田JULIE、魔蛇美 VS 諸橋晴也、タノムサク鳥羽

最後は、鳥羽選手のバックブローを切り返して、逆さおさえ込みで、魔蛇美選手が勝利しました┐(  ̄ー ̄)魔蛇美選手は、すごくいい選手ですヾ(≧∇≦)〃
最技がうますぎます!!新人選手だとは、思えません!!

第4試合 高木三四郎、猪熊裕介 VS アントーニオ本多、ディック東郷

迫力のある、見ごたえのある、試合でした!!
東郷選手は、オーラもあるのですが、何よりうまくて、強い!!三四郎選手も良かったです(・o・)ゞ
最後は、東郷選手が猪熊選手にダイビングセントーンで勝利しました!!

第5試合 男色ディーノ VS KUDO

...。

はい...そうです...キスされました...
入場ゲートの横に座っていたので...逃げる暇なく... 僕の、知り合いにも何十人かの人は、被害にあってます<(_ _;)>
今日も、三十人近くの人が被害にあってました...最後は、男色デストロイでディーノ選手がKUDO選手に勝利しました!!

第6試合 MIKAMI、HARASHIMA VS 柿本大地、ポコ高梨

高梨選手も、若手とは思えないくらいガッツがあって、プロレスがうまいです!!柿本選手がおされている時も、ずっーと声をかけていました!!いい選手だと、思います!! 最後は、高梨選手のタカタニックから、柿本選手のドラゴンスープレックスで若手チームがHARASHIMA選手から、大金星をあげました!!


この5年後には先輩になるレスラーのみなさんを、小学生ながら絶賛の嵐。個人的には

「三四郎選手も良かったです(・o・)ゞ」

「高梨選手も、若手とは思えないくらいガッツがあって、プロレスがうまいです!!いい選手だと、思います!!」

がツボです。合わせる顔がありません。すみません。

竹下幸之介

1995年5月29日生まれ、大阪府大阪市出身。身長187センチ、95キロ。現役高校生レスラーとして2012年8月の日本武道館大会でデビュー。高校卒業後、日本体育大学へと進学し、学業とプロレスの両立に励み、2018年3月に無事卒業した。卒論のテーマは『ジャーマン・スープレックス』。2018年4月に入江茂弘に敗れるまで、KO-D無差別級王座11回防衛の最多記録を樹立した。地元西成への愛が深く、2018年大みそかの『年越しプロレス』には、「西成魂」の刺繍が入ったオーダーメイドの特攻服をわざわざ作って参戦。“西成のエリートヤンキー幸之介”として愛されている。