アメリカで一平ちゃん夜店の焼そばチョコソースを食ってジャズで例える『モグモグけんちゃんのジャジィなお菓子:第2回』
本連載では、サックス吹きのけんちゃんがあらゆるお菓子を“Jazzy=ジャジィ”に例える。
第2回です。
今回はこれじゃあ!
一平ちゃん夜店の焼きそばチョコソーーーーーーッス!
そして、お気づきの通りここは空港です。
西海岸はLAからレポートすべく、はるばる海を渡ったのです。
ペ〜ヤ〜ングひと〜つ〜だあけでえ〜〜浪漫飛行へ〜In The Sky♪
あ、一平ちゃんか。
まずは空港で記念撮影。
何とホテルにはプールが! ここで食べるっきゃない!
一平さんもリラックスしています。
内容物は液体ソース、チョコソース、ふりかけの3つ。
チョコソース以外はわりと普通の焼きそばっぽいけどなあ……。
プールサイドにはお湯がなかったので部屋へリターン。
とりあえず麺は普通。
そして液体ソース投入。ちょっと舐めてみたろ。
甘っ! ソース甘っ!
しょっぱいけど甘いです。
あの日、バー・カウンターで噛みしめた涙の味です。
ココア・パウダーが入ってるみたいですね。
混ぜると焼きそばっぽくなるのかな?
甘みは分散したけど、すでに焼きそばからは遠い存在になっています。
次は問題のチョコソース投入。舐めてみたろ。
こちらも濃厚で甘いけど、ほろ苦さもあります。
完全にエレピです。
そして、ふりかけをイン。
そこまで甘くないけど、シナモン風味がします。
てか、これクッキークランチだよね?
アイスとかに混ざってるアレだよね?
袋に書かれた“ふりかけ”という文字は、概念だけを表しているようです。
明星の自由なグルーヴを感じます。
で、完成〜。
再度プールサイドへ。気持ちええのう。まぶしいのう。
いただきまーす。
ココア風味の甘じょっぱソース、濃厚甘ほろ苦チョコ味、シナモン・クッキー・クランチが渾然一体となって……なんだろう、甘いのかしょっぱいのかマジでよくわからん。ウマイかどうかはもっとよくわからん。
ソース類をバラバラで食べたときはもっと甘ったるいのかと思ったけど、チョコソースの苦みとシナモンが前に出てきますね。
エレピの持つ甘い部分はやや控えめのようです。
何か麺状のドーナツを食べてるみたいだわ。
隣ではジェイソン・ステイサムが寝はじめました。
ひと口目は甘いんすよ。
で、後味に焼きそばソースっぽいしょっぱさがきます。
完全に甘くしきらないところが、食す者を混乱に招きます。
あとはシナモン。これが結構強い。
自由なグルーヴが一番前に出ています。
明星の高い技術力による、揺らぎのあるリズムの効能ですね。
あえて32分音符ズラしたスネアのようです。
ジャンルを超越した存在感といい、ハイエイタス・カイヨーテを感じさせます。
昨年話題となった、オーストラリアのネオソウル・バンドです。
冒頭は甘いエレピが鳴り響き、スウィートな曲かと思いきや……。
ふいにトライバルになったり、後半はディープでトリッキーなキメが繰り返されたりと、どんな気持ちで聴いたらいいかわからない1曲です。
それでいて中毒性もあります。
一平ちゃんにかなり近い味わいではないでしょうか。
ジャケのわけわからん感もいいですよね。
ごちそうさまでした〜。
朝メシにミスドとかを食べるようなタイプにはオススメなのかなあ
【追記】
イマイチ味がよくわからないので夕飯にも食べてみました。
何となく慣れてきたかも。
麺をやや硬めにしたら、食感がより味にマッチしました。
このあとオレオを砕いて入れたら、なかなかウマかったです。
プールサイドではしゃいでた外人さんにも食べてもらいました。
おそらくアメリカ在住のメー・ガンギマリさん(仮)です。
食後の彼の表情は、マイナス・プロモーションになるので載せません。
きっと食文化の違いでしょう。
ではまた次回!
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