サマソニ2015を彩ったガールズアーティストたちがオシャレすぎたから……絵に描いてみた!!

特集・インタビュー

[2015/10/29 00:00]

 日本最大級の都市型フェスティバル“SUMMER SONIC 2015”が8月15日、16日に千葉のQVCマリンフィールド・幕張メッセで開催されました。国内外のさまざまなアーティストがパワフルなステージを繰り広げるなか、今回は勢いのあるガールズ・アーティストの音楽とファッションに注目し、編集部Sが得意の(!?)絵で表現してみました! 音楽とファッションは密接な関係をもつもの。オシャレさんが多いガールズアーティストのサマソニでの音楽とファッションを、ぜひコーディネートの参考にしてみてはいかが!? 音楽を表現する女の子たちって、こんなに可愛くてチャーミングなんです!!

【ロックスタイル編】

ミスター・ワイブスの紅一点ボーカル、マンディ・リーのおちゃめなロックスタイル

 今回のサマソニで初来日を果たしたニューヨークのインディーバンド、ミスター・ワイブス! 紅一点ボーカル、マンディ・リーは、黒いシャツとダメージスキニーのロックなスタイルで登場しました。彼女の伸びやかな声と楽しそうに歌う姿は観ていて気持ちがよくて、とびきりキュートなんです。2015年にリリースされたデビュー・アルバム『Our Own House』の収録曲を中心に、ポップを軸にファンキーだったりソウルフルだったり、自然と体が踊ってしまうゴキゲンな音楽で会場を楽しませました!!

美人姉妹エイミー&エマの対照的なカジュアルスタイル

 シェパードはオーストラリア発のロックバンド。名前のとおり“シェパード3兄弟”によるバンドです。姉でボーカルのエイミー・シェパードはトレードマークのブルーのヘアに合ったアイスクリーム柄のトップスで、妹でベースのエマ・シェパードはレオパード柄のコンビネゾン(つなぎ)で登場しました。元気いっぱいでパワフルなボーカルを聴かせるエイミーと、落ち着いた様子で安定感のあるベースプレイを聴かせるエマ。そのふたりはバンドのなかでも華を添えていて、存在感ばっちりです。こんなにキュートな妹がふたりもいるなんて、お兄ちゃんのジョージ・シェパード(ボーカル&キーボード)がうらやましくなってしまいました♡

【個性派スタイル編】

ファッションモンスターきゃりーぱみゅぱみゅはやっぱり最強Kawaii!!

 きゃりーぱみゅぱみゅは3年連続でのサマソニ出演で、しかも今回は日本人アーティスト唯一のマリンステージへの登場です。トレードマークの大きなリボン、パフスリーブ、ボリュームのあるスカートというきゃりーらしいファッションで登場し、非日常感を演出するパフォーマンスでフロアの温度を爆アゲしました!MCではオーディエンスと一緒に踊る振り付けをアカペラで歌いながら伝授してくれたりと、会場全体を巻き込んで楽しい世界を作り上げていました。トラックのかっこよさと本人のほんわかとした可憐さ、軽やかなダンスのどれをとってもやっぱり“Kawaii”世界観で、さらなる高みへとのぼっているように見えました!!

水曜日のカンパネラ、コムアイの自由気ままな個性派スタイル


 ハウスやミニマルテクノ的なトラックに日本語ラップを乗せて歌う水曜日のカンパネラ。インディーズチャートを賑わせる存在で、耳の早いファンからはすでに注目されているユニットです。ボーカルのコムアイは黒いガウンに白いセットアップという出で立ちで登場し、いい意味で普段と変わらぬ力の抜けたステージをみせてくれました。タイトさとゆるさのバランスが絶妙なラップを心地よく聴かせ、ライブでも定番のナンバー『温泉』でのコール&レスポンスや、歯に衣着せぬトークで会場の雰囲気をガラッと自分の世界へ引き込んでいました!

【モードスタイル編】

アリアナ・グランデのクール&セクシーなシンプルモードスタイル

 世界を賑わす歌姫アリアナ・グランデは、実力派の歌やダンスはもちろん、キュートでセクシーなルックスやファッションも注目されています。彼女が出演したマリンステージには、センスがよくてかわいい女の子のファンを中心に、たくさんのオーディエンスが集まりました。猫耳風ヘアと黒いセットアップで登場したアリアナは、1曲目から『バン・バン』でパワフルな歌声を響かせ、その迫力に思わず涙を流すオーディエンスも見受けられました。生バンド、ダンサーのなかで歌い踊る彼女の圧倒的な歌唱力はもちろん、音楽の楽しさを全身で表現する姿はものすごいパワーにあふれていて、一気に会場の空気を熱くさせました!!

【ガーリースタイル編】

エコスミスの18歳ボーカル、シドニーのさわやかガーリー・スタイル

 カリフォルニアを拠点とし活躍するエコスミスは、メンバー全員が兄妹という4人組バンド。長女でボーカルのシドニー・シエロタは、バンドの音楽性に合ったさわやかなガーリー・スタイルで登場し、透き通った歌声を聴かせてくれました。ラストに演奏した人気曲『クール・キッズ』では、切ない気持ちが表現された歌詞を、感情的になりすぎずにスマートに歌い上げていて、そのバランスが今ドキっぽくて新しい世代のロックバンドだと感じました!

カーリー・レイ・ジェプセンのヘルシーで色っぽいガーリー・スタイル

 カナダ出身の歌姫カーリー・レイ・ジェプセンは、2013年に続き2度目のサマソニ出演。この日は、ヘルシーかつ色っぽいボタニカル柄のワンピースで登場してくれました。新世代の歌姫としてノリにノッている彼女のライブは、2番目に大きいマウンテンステージにも関わらず、後方まで人がびっしり。カラフルでポップなメロディに、時に幼くも聴こえる甘い歌声が本人のイメージとマッチして、オーディエンスはもうメロメロ♡ ステージから降りてオーディエンスとハイタッチをしたり、ピュアに音楽を楽しむ姿が彼女のキュートさを倍増させていました。

ファッションも表現の一部なのね!

 今年のサマソニに出演したガールズアーティストを観て思ったことは、ふたつあります。ひとつ目は、みんなそれぞれが演奏している音楽に合った衣装で、ファッションも表現の一部となっていることでした。フェスの大きなステージ上で動いたときに、服や髪の毛の揺れ方、遠くから観たときのシルエットがどう見えるかも計算されながら衣装が選ばれているのだろうと感じました。音楽を耳で聴くだけでなく、視覚でとらえたときに、可愛くかっこよく、より魅力的に魅せるうえでもファッションはとても重要なものなんだと思います!!
 ふたつ目は、やっぱりどのアーティストもかわいい♡ということです。ルックスのかわいさはもちろん、音楽を生き生きと表現し、心からこのイベントを楽しんでいる姿がより彼女たちを魅力的にしているのだと思いました。出演していたアーティストたちはみんな、夏フェスという非日常的で開放感のある空間をめいっぱい楽しみながら、音楽を演奏しているように感じました。

来年も楽しみすぎる♡

 また、オーディエンスもアーティストと一緒にライブを盛り上げたり、踊ったり、ゆったりと鑑賞したり、それぞれの楽しみ方でサマソニの空間を作り上げていました。サマソニは都心からアクセスしやすく、野外だけでなく室内のステージもあるのでフェス初心者にも行きやすいと思います。来年はどんなアーティストたちが出演するのか、今から楽しみですね!

[耳マン編集部]