Equalの1stアルバム『REASON』ツアー初日レポート!スキルの高さみせつけフロア揺らす

特集・インタビュー

[2016/4/11 19:02]

『Equalの1stアルバム『REASON』を携えたツアー初日をレポート!』
ボーカリストRYOTAとギタリストであり有名ボカロPの164によって結成されたロックバンド、Equal。ファーストアルバム『REASON』を引っ提げ4月10日から東名阪クアトロツアー『Equal LIVE TOUR 2016 -REASON-』をスタートさせた。耳マン研究所は、そのツアー初日となる渋谷クアトロ公演に潜入。今回は、その模様をレポートしよう。
(撮影:西槇太一)

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Equal

『先輩バンドが好演をみせるなか、熱量の高いパフォーマンスを披露』
RYOTAは歌い手「りょーくん」として2015年4月の引退ライブまで、5年間のキャリアを積み、164も同じく楽曲クリエイターである「ボカロP」として、ニコニコ動画やYouTubeといったインターネット上でのシーンを主戦場としてきたが、今では歴戦の猛者たちが集うラウドロックシーンに身を投じて、勝負に挑んでいる。この日のライブも、ALL OFF、But by Fall、ROOKiEZ is PUNK’D、SABOTENなど、ミクスチャーロックやメロコアシーンで5年以上活動をしているバンドが対バンを務めた。ライブ巧者である先輩バンドたちが会場を大きく温めたのち、彼らは満を持してステージに登場。ツアー中ということで、ここではセットリストなどの詳細についての言及は控えるが、彼らはほかのバンドに決して引けを取らない熱量の高いパフォーマンスをみせつけ、フロア全体を大きく揺らしていた。

RYOTA(ボーカル)

『その実力の高さをツアー名古屋・大阪公演でも体感せよ!』
この日、特に目を引いたのは、グロウルとハイトーンを巧みに使い分けるRYOTAの強烈な歌声と、流麗かつ表現力豊かなソロを弾く164の技巧的なギタースタイル。Equal自体は結成してわずか1年だが、これまでクリエイターとして長年活動してきた、彼らの実力の高さを伺うことができた。4月16日には名古屋クアトロ公演、17日には梅田クアトロ公演が開催されるが、彼らのファンのみならず、常に刺激的なバンドを探している音楽的な感度が高い人にもぜひチェックしてもらいたいステージになることだろう。

164(ギター)
Equal

[耳マン編集部]