【コラム】年末年始に一気見したい!? 恋愛リアリティショーマニアの検証アイドル・八木沙季がオススメの番組3選をご紹介♡

連載・コラム

[2023/12/29 17:00]

“恋リア”鑑賞が趣味の八木沙季が、オススメの番組3選をご紹介!

こんにちは、八木沙季です! 以前『耳マン』で恋愛相談のコラムを書かせていただき、そのなかでもお話したのですが、私は大の“恋リア(恋愛リアリティショー)好き”なんです! 私が初めて観た恋リアは『あいのり』(※)で、少女漫画や恋愛ドラマにはないリアル感がおもしろくてハマりました。もうすぐ2023年が終わりますが、年末年始は家でゆっくり過ごされる方も多いのではないでしょうか? そこで、今回は恋リアが大好きな私が、オススメの恋愛リアリティショーをご紹介するコラムをお届けします! これを読めば、きっとみなさんの年末年始が充実することでしょう。私がオススメする番組をみなさんは観てくれるのか? 検証します!
※1999年から2009年まで放送されていた恋愛バラエティ番組で、NetflixとFODでは続編も配信されている

ゲーム要素たっぷりで楽しさ倍増! 『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』(2022年)

数ある恋愛リアリティショーのなかでも私が1番好きなのはABEMAの“オオカミシリーズ”。そのなかでももっともオススメしたいのが、2022年に放送された『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』です!

“オオカミシリーズ”は2023年12月現在で全14作が放送されている人気シリーズで、真実の愛を探す10代〜20代前半の男女が集められたなかに、絶対に恋をしない嘘つきのメンバー“オオカミ”がひとり以上潜んでいます。このシリーズではオオカミが女性(オオカミちゃん)の場合と男性(オオカミくん)の場合があるのですが、12作目となる『オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない』では、まさかの男女のどちらにもオオカミが潜んでいるんです!!

男女のどちらにもオオカミがいるのはシリーズ史上初で、自分が好きになった相手がオオカミかもしれないという不安のなかで、男女10人が恋愛していきます。番組内では、10人がミッションとして与えられた“共同作業”をしたり、気になるメンバーとデートをします。大まかな流れとしては、まず第一印象で気になった女子に男子からイヤリングを渡す“ファーストイヤリング”、その次に番組が進む途中段階でいいなと思う人に告白する“中間告白”というイベントがあります。続けて、誰がオオカミなのかを視聴者が予想して投票する“オオカミ投票”があるのですが、オオカミ投票で1位になったメンバーは脱落してしまいます。ただし、その脱落者を救うことができる“脱落復活イベント”もあり、最後には番組の目玉となる“最終告白”へ……と、見どころが満載です!

番組を観ていると、「このふたりはカップル成立が確定だと思ってたのに⁉」「え! この子こんなかっこいいことしちゃうの⁉」「この子は結局どっちを選ぶの⁉」とハラハラドキドキするのですが、そのなかで「この子がオオカミじゃないの?」と考察するのが本当に楽しいです! 加えて、この回は男女どちらにもそれぞれオオカミがひとり以上潜んでいるので、「オオカミ同士が恋したらどうなるの?」と思ったりもして、ほかの回よりおもしろさが倍増しています!

私は歴代のオオカミシリーズを観てきたのですが、この番組のラストは過去イチで泣きました。予想外すぎる結果で、何日か引きずってしまうほどでした(笑)。メンバーもみんな可愛くてかっこいいので、見ていて癒されます♡ オオカミシリーズはABEMAで観ることができるので、ぜひ年末年始に観て、いっぱいキュンキュンして、いっぱい泣いて、いっぱい癒されてください!

婚活女性たちの本気の戦いが熱い! 『バチェラー・ジャパン』シーズン1(2017年)〜シーズン5(2023年)

Amazon Prime Videoの婚活サバイバル番組で、社会的地位を確立しているイケメンの独身男性(バチェラー)のもとに集まった独身女性たちがバチェラーと結ばれるために海外でさまざまなバトルを繰り広げていくという内容です!

女性は毎回エピソードの最後にバチェラーからローズをもらえると勝ち残っていくことができます。バチェラーはひとつのエピソードごとに用意された数のローズを女性に渡し、人数が徐々に減っていくのですが、最終的には結婚したいと思うひとりの相手へローズを渡すことになります。さまざまなタイプの女性が出演しているので、「このなかだったら自分はどのタイプかな?」と考えながら観るのも楽しいですし、女性同士のバトルもバチバチしていて、それがリアルでおもしろいです! 何より映像がとても綺麗ですし、メインの舞台が海外なのでデートの内容も非日常的なことが多く、映画を観ているようでうっとりしてしまいます♡ 自分も海外旅行をしている気分になれるところも最高です!

『バチェラー・ジャパン』では、女性が最後の3人に残ると、バチェラーと一緒に日本に帰り、お互いの両親に挨拶に行きます。私は初めてバチェラーを観たとき、「なんてリアルなんだ!」とビックリしました……。「恋愛リアリティショーで両親に挨拶まで⁉」って思いますよね(笑)。でも、そこがただの恋愛番組ではない感じがして、より引き込まれるんです! 日本に帰ってから、海外旅行中では見えてこなかった相手の知らなかった部分が見えてきて、バチェラーと女性の仲がどのように変化するのかも見どころです。

最終回直前では、スタジオに出演者が集まる『最終回直前トークスペシャル』が配信されるんですが、そこでは女性たちが番組を振り返って本音を話すので、「この人って意外とこういう性格だったのか!」「あのとき、実はこうだったのか!」という裏エピソードを知れてめちゃくちゃおもしろいです。どのシーズンでも、裏話を聞くのも含めて楽しみにしています!

『バチェラー・ジャパン』はこれまでにシーズン5まで配信されているのですが、私は特にシーズン4でのバチェラーの黄皓さんと休井美郷さんの“ドレスペイントデート”が印象に残っています! 「ドレスペイント⁉ 聞いたことない!」と思ったんですが、真っ白なシャツを着てお互いシャツにペイントをしていくんです! ペイントをしていくなかでふたりの距離がどんどん近くなっていき、最後にはバックハグ……! 休井さんが黄皓さんの顔を見上げるシーンが可愛すぎました♡

Amazon Prime Videoで全シーズンが独占配信されているので、年末年始に旅行する予定がない方は、家のなかで海外旅行をしている気分になりながらキュンキュンしちゃってください!

元カップルたちが主人公の恋リア!? 『ラブ トランジット』(2023年)

2023年に配信された『ラブ トランジット』もAmazon Prime Videoのオリジナル番組なんですが、もともと恋人だった5組の元カップルたちが主人公の恋愛リアリティショーなんです! まさかの元カレ・元カノ⁉ 最初にこれを聞いたとき、「こんな恋愛番組、どうやって思いつくんだ⁉」と思いました(笑)。

かつて恋人だった5組の元カップルたちが、約1ヵ月間ホカンス(※“ホテル”と“バカンス”を組み合わせた言葉で、ホテルに宿泊しながらバカンス気分を味わうこと)を楽しみながら恋愛をしていくというものなんですが、正直……本当に正直に言うと、第1話を観たときは「あ、もうこれは1話だけで続きは観ないな」と思ってしまいました。私の恋愛観も関係していると思うのですが、私だったら知っている誰かの元カレというだけで、しかも男性たちの元カノが同じ空間にいるなんて、絶対誰のことも好きになれないだろうなと思ったんです。私は結構ヤキモチを妬くほうなので、好きな人の元カノや好きな人を絶対に知りたくないんです……(笑)! そういう理由で参加者たちに感情移入ができなさそうだったので、1話以降を観ていなかったんですが、あるときなんとなく第2話も観てみたんです。そしたら、まんまとハマりまして……(笑)。やっぱり恋愛リアリティショーはおもしろい(笑)。

番組では、誰と誰が付き合っていたのかが徐々に明かされていくので、予想とは違ったりもしておもしろいですし、元カレ・元カノに未練タラタラなタイプとまったく未練がなく吹っ切れていて次の恋愛に進もうとしているタイプで分かれているのも興味深いです。そしてホカンスの舞台が横浜なので、デートをする場所が東京都内なんです! 2023年4月に上京してきたばかりの私からすると、「東京にはこんなにたくさんデートスポットがあるのか!」と期待が高まりました(笑)! そして、参加している人たちの年齢層も20代前半から30代半ばなので、私と同世代の人たちの恋愛観も知ることができて楽しいですし、勉強になります。

10人の参加者たちは新しい恋愛に進むのか? それとも過去の恋愛に戻るのか? 年末年始にこの番組を観て、自分ならどうするのか考えながら過ごすのもきっと楽しいと思います!

年末年始に“恋リア”を観て、恋愛スキルをアップさせるのはいかがでしょうか!?

私のオススメの恋愛リアリティショーを3つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?  私は恋リアの良さをどんどん広めていきたいので、こうして番組を紹介するコラムを書くことができて嬉しいです! 私がオススメした恋リアを観てキュンキュンしたのか、みなさんの検証結果をお待ちしています!

八木沙季プロフィール

やぎさき●1993年5月31日生まれ、兵庫県姫路市出身。イメージカラーは水色。趣味は恋愛リアリティーショーを観ることや少女漫画を読むこと。約9年間、関西のアイドルグループ・Lovelysのメンバーとして活動。2023年3月に同ユニットの解散とともに活動を終え、関西から上京して現在はソロアイドルとして活動している。2020年5月に開設したTikTokアカウントでは、自身が日々の生活で気になったことを動画内で検証しており、「検証します」のセリフも話題に。同アカウントは70万人のフォロワー数を誇る(2023年12月時点)。

八木沙季