ピエール中野と上野動物園に行こう!【バイブス探検隊/動物園編】
さぁ、始まりました新連載! ピエール中野(凛として時雨)とバイブスあふれるスポットに潜入する『バイブス探検隊』の第1回。あらゆるジャンルに関するマニアックな知識を誇るピエール氏は動物園にも造詣が深く、今回は同氏も大好きだという東京・恩賜上野動物園に行ってきました! ここには一体どんなバイブスが!? 都内屈指の動物園の魅力を再発見できました!
2月某日、とても寒い日だった。
取材は2月の某日、風がとても強く寒い日だった。しかし、現場に到着したピエール氏はごらんのとおり元気。大好きな上野動物園に行けるこの日をかなり楽しみにしていたようで、現場に到着するなり「さっそく行きましょう!」と力強く我々を誘導してくれた。
日本で最初の動物園だということ
上野動物園は1882年に開園した日本初の動物園。第2次大戦中の猛獣処分を乗り越え“生きた博物館”として世界各地から集まったさまざまな動物を展示している。1972年には、日中国交回復を記念してジャイアントパンダが来園し、それ以来、ジャイアントパンダは上野動物園のシンボルマークとなっている。
繁殖期に入っている!
写真のとおりだいぶまったりモードのシンシン&リーリーだが、発情の兆候がみられ始めたため、お互いを確認できる距離で生活させているとのこと。ジャイアントパンダの繁殖期は年1回、2月から5月頃にやってくるようだが、今後、同居させる状況になったと判断した場合には2頭の展示を終日中止するそうだ。ホームページや園内の掲示でも案内が掲出されるので、来園する前には必ずチェックしておきたい。
「午前中のあまり人のいない時間帯だったので、パンダをゆっくり観られてよかったし、やっぱり何度観ても強烈にかわいい! うしろ姿でもまるっとしてすごくいい! あと、パンダと言えば、藤岡みなみさん結婚おめでとうございます!」
バイブスポイントその2 いろんな建造物が楽しめる
動物園でありながら史跡巡りができるのも上野動物園の魅力だ。いろんな建造物に触れながら大人も楽しめるのが上野動物園なのだ。これらはすべて東園にあるのでまとめてチェック!
「園内に歴史的な建造物があることを知っている人って意外と少ないんじゃないですかね。動物を見るだけじゃなく、いろんな楽しみ方ができるのはポイント高いと思います」
【サーラータイ】
園内で圧倒的な存在感を放つのは、日本とタイ王国の修好宣言の120周年を記念し、2007(平成19)年にタイ政府から贈呈された“サーラータイ”という建物。
【閑々亭】
こちらは閑々亭(かんかんてい)。藤堂高虎が1626年に造営したもので、徳川の3代目将軍家光をもてなすために建てられたもの。1868年に消失するも、再建されて上野動物園に編入された。
【五重塔】
そして重要文化財の五重塔だ。この五重塔は1631年に寛永寺(東京都台東区)の境内である上野東照宮内に建立。1958年に寛永寺から東京都に寄付され、現在、上野動物園の敷地内にその姿をとどめている。
まだまだ東園を満喫しましょう
パンダや建造物の魅力に触れたあとは、鳥類や猛禽類、ゴリラやトラ、クマのエリアを制覇していく。