ピエール中野とアクアパーク品川に行こう!【バイブス探検隊/水族館編】

連載・コラム

[2017/4/1 12:00]

ピエール中野(凛として時雨)とバイブスあふれるスポットに潜入する『バイブス探検隊』の第2回。今回は、あらゆるジャンルに関するマニアックな知識を誇るピエール氏と、最先端の水族館として人気のアクアパーク品川に行ってきました! お酒も飲めるオシャレ極まりない館内。プロジェクションマッピングを駆使したイルカショーも観られるとか(なのにこの日は……)!? さぁさぁ、今回は一体どんなバイブスと出会えたのでしょうか!?

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快適・オシャレ・楽しい空間!

前回の上野動物園があまりに寒い日&屋外だったので、今回は室内でゆったりと楽しめそうな場所をピックアップ。訪れたのは東京・品川にあるアクアパーク品川だ。2015年夏にリニューアルし、音や光を使った最先端テクノロジーを駆使したオシャレな水族館として、子連れやカップルなど幅広い層に人気を博している!

到着!もうオシャレ!
今回もわれわれの正装、探検隊Tシャツを着用して臨む

水族館でお花見!? 『SAKURA AQUARIUM by NAKED』開催中

訪れたこの日は、東京駅3Dプロジェクションマッピングなどを手がけるクリエイティブ集団NAKED(ネイキッド)とのタイアップで、水族館で春の風物詩=桜を楽しめる体感型イベント『SAKURA AQUARIUM by NAKED』が開催されていた。館内は「花びら舞う、桜の海へ」をコンセプトとした幻想的な演出が施されており、入り口から早くも水族館の概念が崩壊しそう……。遊園地的なアトラクションもあったり予想以上に広々していて楽しいぃぃ!

水族館とは思えない内観

バイブスポイントその1 楽しいアトラクション

美しい演出が施された内観や水槽などに目を奪われながら、やっぱり気になってしまったのは館内で楽しめるメリーゴーランド&バイキング。ピエール隊長&取材班は全員男の子。少年心をくすぐられてしまい、早速このふたつにライドオンだ!

メリーゴーランドのエリアも煌びやかに演出されている。さすがアーティスト、電飾が似合う
イルカやラッコなど海の生物たちのなかから……
貝殻をチョイス。さすがドラマー、貫禄ある座りっぷりだ
フラッシュを焚いたとたんに修学旅行っぽくなった。ピエール「かなり久しぶりにメリーゴーランドに乗りましたけど……楽しいですねぇ。まさか水族館で乗れるなんて。この貝殻のやつは上下に動かないので、上下の動きも楽しみたい人はイルカやラッコを選んでください」
こちらはバイキング。かなり大きく入り口からもドーン!と見えてテンションあがる!
隊長はかつてバイキングが大好きで“エンドレスで何回も乗る”という荒行でならしたようだが、最近はめっきり乗る機会も減ったそう。かなり高くまで上がるバイキングにやや日和り気味……!?
乗ることにしたけど完全に後悔
しかし、動き出せばすぐにかつての勘を取り戻し「バイキングはうしろを見ながら乗るとスリルが増すんですよ。ぜひやってみて!」と熱弁。さらに「これに乗ってたら、すしざんまいの社長が外国の海賊たちに漁業を教えて更正させたっていう話を思い出しました」とドヤ顔で語ってくれた。余裕の隊長である!

美しいお魚たち

もちろん主役のお魚たちもとっても美しい。スタイリッシュな世界観に合わせたように可愛らしい魚たちが多く展示されている印象で、ピエール隊長もうっとりのご様子である。

「けっこう珍しい魚が展示されていると思います。小ぶりですけど面白い魚がたくさんいますね」

クラゲのエリア! Jellyfish Ramble

ピエール隊長がもっとも気になっていたのがクラゲのエリア。数分ごとに季節テーマの演出が入り、ユラユラと美しいクラゲを眺めながら時間を忘れて楽しめてしまう。

「ここ、めちゃくちゃ楽しい。クラゲ……ずっと見てられるなぁ」
こんな撮影ポイントもある。「デジタルハードコアバンドのジャケみたいになった!」とはしゃぐ隊長

ジャングルエリア、そして……

探検隊という言葉がピッタリくるジャングルエリアも存在した。先ほどまでの美しさとは打って変わり、毒々しい(!?)爬虫類系がお目見えだ! このギャップも非常に楽しい。

爬虫類もいいですね
隊長はカエルが大嫌いである
ジャングルの奥ではカピバラがシュールに佇んでいた。「これは驚きの展開ですねぇ……。なんでカピバラいるんだろ……。『滅びの笛』っていう、大量発生した鼠に人間が襲われる漫画があるんですけど……ビックリしすぎてそれ思い出しました」

バイブスポイントその2 お酒が飲める!最高!!

館内にはバーカウンターがあり、お酒を手にしたまま観賞することができる。これは大人には嬉しいポイントだろう。ピエール隊長もお酒が大好きで、この展開に顔もほころびっぱなしであった。

女性もうれしい多彩なカクテルがラインナップ。オリジナルカクテルもある
お酒片手に美しい生物たちを観賞できる。「これは……カップルはたまらないでしょうね。品川っていう交通の便もいいところにあるので、会社帰りにちょっと立ち寄ってデートしたり、めちゃくちゃいいんじゃないでしょうか!」

バイブスポイント3 偶然!?必然!? 大興奮のイルカショー!

アクアパーク品川では毎日イルカショーが行われている。しかも『SAKURA AQUARIUM by NAKED』期間中の夜の部では、桜をテーマとしたプロジェクションマッピングが駆使された幻想的なショーが展開されるという。これはめちゃくちゃ楽しみだ!

楽しい水族館にハイテンション!記念撮影もしました! 隊長はエイのここ(顔みたいなところ)が好きだそう(ここで撮影した写真をプレゼントします。詳しくは記事の最後をチェック!)

しかし……喜んだのもつかの間、取材時はたまたま昼の部のイルカショーになってしまうという事案が発生(取材は夜にしていたのに……)!! 「ほらさぁ……そういう確認。耳マンのそういうところ。探検隊の自覚が足りないんじゃない? しっかりしてよ。今後の課題ですよ、これは」。こっぴどく叱られたものの、水のぶっかけなど豪快な演出が楽しめる昼の部のイルカショーも最高に楽しく、隊長も大喜びであった。これこそ偶然の産物である。

イルカショーが行われるプール! こんなに広々としたプールがまだ隠されていたとは(隠してないです)
振付を覚えてみんなで楽しむセクションもある
大小さまざまなイルカちゃんたちよる大迫力のショー。「こんなにたくさんのイルカが同時に泳いでくれるショーってなかなか珍しいんじゃないですか。迫力ありますね。パフォーマンスもすごくレベル高くて、シンクロ率も高い!」
中央には水のカーテンが!
お客さんを喜ばせるいろんな演出。水をぶっかけは水量がハンパない
隊長もめっちゃ楽しそう「人が水をぶっかけられてるのって何でこんなに楽しいんだろう……」

夜のイルカショーもすごかった

どうしてもプロジェクションマッピングのイルカショーが観たかった取材班は取材後に居残りし、夜の部のショーも楽しませてもらった。ぶっかけなど豪快な演出はないものの、先進的な映像とBGMがマッチしたアート感満載のショーに驚かされた。デイパフォーマンス(※プロジェクションマッピングではない通常ショー)は11時30分、13時、14時30分、16時の4回、プロジェクションマッピングを駆使したナイトパフォーマンスは19時、20時の2回となっているので、遊びに行く前に確認しましょう!

隊長にみせてあげられず残念……

規模感がちょうど良く、満足感たっぷり

「動物園とか水族館とかって午前中からガッツリ行かないといけないみたいなところがありますけど、ここは数時間でまわり切れるし、それでいて満足感がすごくある。楽しむための工夫がしっかりと施された水族館だと思いました。品川は飲食店も充実してるので、飲みに行きがてらふらっと遊びに行くのもいいですよね。館内でもお酒飲めますし。演出も毎年・季節ごとに変わるみたいなので(※『SAKURA AQUARIUM by NAKED』は4月16日まで)、また夏になったら行こうかなとか、来年はどうなってるのかなとか、楽しみが増えますよね。こんな都会の中心で情緒を感じられるのは本当に素晴らしいと思います。バイブスめっちゃあふれたスポットでした!」

さてさて次回はどんなバイブスに出会えるのか!? あらたな感動を求めてSAY!バイブス!

料金はおとな2,200円、小・中学生1,200円、幼児(4才以上)700円。お得な年パスもある。アトラクションは別料金だ

プレゼント!

撮影エリアで現像してもらったピエール隊長の記念フォトにサインを入れて1名にプレゼント! 詳しくは『耳マン』のTwitterをチェック!

満面の笑顔をアナタだけのものにィィ!

アクアパーク品川

住所:東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内)
電話番号:03-5421-1111
開園時間:10時〜22時(最終入場は閉館の1時間前)※時季により異なる。

【プロフィール】

ピエール中野
3人組ロックバンド、凛として時雨のドラマー。手数、足数を駆使した高度なテクニックと表現力で、豪快かつ繊細な圧倒的プレイスタイルを確立。サブカル的な独自の視点と卑猥なマイクパフォーマンスでごく一部のファンから熱狂的な支持を得ている。ドラムメーカーであるTAMA からは、日本人初となるシグネチャードラムセット発売、シグネチャースネアの予約即完売など、前例のない功績を残した。また、凛として時雨とは別にカオティック・スピードキングという3人組即興ユニットや、ヒップホップ集団・玉筋クールJ 太郎での活動、DJ やコラム連載など、ドラマーとしての可能性を模索し、幅広く精力的な活動を展開している。

[耳マン編集部]